アーミテージ発言を故意に曲解する反日メディア
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ケリー・ヘーゲルの千鳥ヶ淵墓苑献花は「小利口な行動」
今日の産経新聞一面の「あめりかノート」(古森義久記者)は安倍首相の靖国神社参拝に対するアメリカの反応は多様だと書いている。
知日派のアーミテージ氏は安倍首相の靖国神社参拝に反対したと思っていたがそうではなかった。
それは朝日、毎日、共同通信のメディアスクラムであることが分かった。
反日勢力はケリーとヘーゲルが千鳥ケ淵戦没者墓苑に献花したことをもって、それ見ろアメリカは靖国参拝に反対を表明した、A級戦犯を分祀した国立追悼施設を作れと意気盛んだが、共和党ブッシュ前政権の国務、国防両省のアジア担当高官を務めたランディ・シュライバー氏が・・・
「小利口な行動だ。これこそが正しい戦没者追悼だと誇示したのだろうが、日本側は追悼の方法を自分たちで決める能力を完全に持っている」
と批判したとは痛快である。
事ほど左様にアメリカの言論界も多様な意見があるのに、その一部だけを切り取って報道する反日メディアには十分に注意しなければならない。
アーミテージ氏の発言を故意に曲解して報道した例として・・・
共同通信(2014/2/28)
靖国参拝「中国利するだけ」 慰安婦「日本の評価傷つけている」
米の知日派重鎮アーミテージ氏
知日派の重鎮アーミテージ元米国務副長官は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について中国が外交的に利用できるとの観点から「反対だ」と述べた。参拝自体は日本の指導者が国全体の利益を踏まえて判断すべきだとして、日本国内の問題だとの認識も示した。
ワシントンでの会合で述べた。慰安婦問題に関しては、現代の日本の人権保障や日本国民に対する高い国際評価を傷つけていると指摘。「安倍政権は21世紀の模範となるように日本を世界の舞台に押し上げてほしい」と求めた。
アーミテージ氏は安倍政権が戦後の国際秩序に挑戦していると中国が批判していることを踏まえ、安倍氏の参拝を中国は「喜んだはずだ」と強調。仮にA級戦犯が分祀されても中国は参拝を問題視し続けるとの見方を示した。一方で、大半の国が戦没者を追悼しているとして、靖国参拝自体には「満足でも、不満でもない」と述べた。
安倍氏の参拝に関する米国の声明が日本語で「失望した」と在日米国大使館で翻訳されたのは不適切だったと指摘した。
見出しを読めばアーミテージ氏は安倍首相の靖国神社参拝に反対し、慰安婦問題も日本の責任だと批判しているように読める。
しかし、本文には靖国参拝は日本の国内問題であり、「満足でも不満でもない」としている。
朝日新聞も2日に渡ってアーミテージ発言を取り上げて安倍首相を批判した。
朝日新聞(2014/2/28)
元米国務副長官アーミテージ氏、靖国参拝を批判 「中国を喜ばせた」
安倍晋三首相の靖国神社参拝について、米国のアーミテージ元国務副長官は27日、ワシントン市内での講演で、「中国を喜ばせたことは間違いない」と述べ、日本を非難する中国の外交活動を有利にする結果になったと指摘した。
アーミテージ氏はブッシュ政権で国務副長官を務めた共和党の知日派重鎮。「靖国神社の問題は、日本の指導者が国全体にとって何が最善か判断することだ。しかし、中国の外交を後押しすることになったことは無視できない。これが私の参拝への反対理由だ」と話した。
また、中国が「日本はカイロ宣言やポツダム宣言に基づく国際秩序を順守しない国だ」と日本を非難する主張を展開していることを指摘。「参拝が中国を喜ばせたことは間違いない。中国は各国に『自分の言った通りだろう』と言うだけでよかった」と述べた。
朝日新聞はアーミテージ氏が「靖国神社参拝に反対だ」と明言したかのように書いている。
朝日新聞(2014/3/1)
靖国参拝反対、米共和党重鎮も
米国のアーミテージ元国務副長官が2月27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「中国を喜ばせたことは間違いない」と述べた。民主党のオバマ政権だけでなく、共和党の知日派重鎮からも懸念の声が上がり、米国内の風当たりの強さを改めて示した。
アーミテージ氏は講演で、「安倍首相の参拝は過去の首相参拝よりも政治的色彩を帯びていた」と指摘。「靖国神社の問題は、日本の指導者が国全体にとって何が最善かを判断することだ。しかし、中国の外交を後押しすることになったことは無視できない。これが私の参拝への反対理由だ」と語った。
アーミテージ氏が示した懸念は、「中国が(日米韓の間に)くさびを打ち込もうとしている」という警戒感から生まれている。中国が「日本はカイロ宣言やポツダム宣言に基づく国際秩序を順守しない国だ」として、日本非難を展開していることも指摘。「中国は各国の外務省に『自分の言った通りだろう』と言うだけでよかった」と述べた。
韓国との関係では靖国神社よりも慰安婦問題の方が大きな問題だと指摘。「慰安婦問題にはきわめて心を痛めている。日本は人権や人間の尊厳について模範となる国であって欲しい」と語った。(ワシントン=大島隆)
朝日新聞は3月16日、知日派といわれるジョセフ・ナイ元米国防次官補にインタビューして「安倍政権の強いナショナリズムを懸念している」と報道した。
さらに慰安婦問題については政治家は語るべきではないと釘をさしたかのように昨年も伝えている。
朝日新聞(2013/5/31)
慰安婦問題「政治家は語るべきでない」 アーミテージ氏
毎日新聞も安倍首相の靖国神社参拝は中国を喜ばせただけだから反対だとアーミテージ氏が言ったと書いている。
毎日新聞(2014/2/28)
アーミテージ氏:安倍首相の靖国参拝「中国が喜んだ」
【ワシントン西田進一郎】米知日派の重鎮、アーミテージ元国務副長官は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「中国政府が喜んだはずだ」と述べ、中国の日本批判を結果的に後押しする形になったという意味で反対だと語った。
ただ、参拝自体については「日本の指導者が国全体にとって何が最善かを考えて決めることだ」と話した。首都ワシントンで開かれたシンポジウムで述べた。
アーミテージ氏は、中国が「(第二次世界大戦後の国際秩序の基礎となった)カイロ宣言やポツダム宣言を受け入れていないのが日本だ」との批判を広めていると指摘。「中国政府は首相の靖国参拝を喜んだはずだ。なぜなら、彼らは参拝後、各国の外交担当者に電話をし『見た? 言った通りでしょ』と言うだけで良かったからだ。これが参拝への反対理由だ」と語った。
また、従軍慰安婦問題については、日本の高い国際評価を傷つけていると指摘した。
しかし、古森義久記者は次のようにアーミテージ氏の真意を伝えている。
産経新聞(2014/3/30)
実は多様な靖国参拝対応
ワシントン駐在客員特派員・古森義久
リチャード・アーミテージ氏といえば、近年の日米関係では最も広く最も長く知られてきた人物の一人だろう。その彼に安倍晋三首相の靖国参拝への見解を直接に問う機会を得た。ワシントンで3月下旬に開かれた日米安全保障についてのセミナーで、だった。
オバマ大統領の訪日をも論じるこの集いでは、同氏は冒頭で「いまの世界では安倍首相ほど短期間に多くの政策目標を達成した指導者はまずいない」と述べ、安倍政権の防衛費増額や国家安全保障会議の設置、特定秘密保護法の成立などを米側も望んできた日米同盟強化策の「成功」として称賛した。だが同氏は日本側にオバマ政権の対日防衛誓約への不信が広がったと指摘し、歴史問題での摩擦にも言及した。
その歴史問題の一角の靖国については同氏が国務副長官などを務めたブッシュ前政権は小泉純一郎首相が毎年、参拝しても何も述べなかった。それどころかアーミテージ氏自身が中国からの参拝反対は日本を政治的、道義的に抑えつけるための戦略だから屈すべきではないとまで語っていた。だが最近の日本の一部メディアには同氏も首相の参拝を批判したような報道があった。だからその点を問いただしてみた。
「私は靖国は歴史関連案件のなかでも問題にしていない。日本の国民も首相も信仰として靖国を参拝する権利があると思う。安倍首相の場合、選挙の公約であり、中曽根、橋本、小泉氏ら歴代の保守派首相の先例もあり、参拝自体を論議の対象にすることもない」
アーミテージ氏のこんな答えは以前のスタンスと変わらなかった。彼はさらに言葉を重ねた。
「靖国参拝はあくまで日本の問題であり、他の国が日本の首相に参拝するな、と迫れば、日本側ではそれまで靖国にそれほど熱心でなかった人たちまでが逆に動くという反応を呼ぶだろう。ただし首相の参拝が中国外交を利さないようには注意すべきだ」
この最後の言葉だけを拡大すれば、「アーミテージ氏も参拝を批判」という解釈をも描けるのだろう。だが同氏がオバマ政権の「失望」表明とは見解を異にすることは明白である。この点、同じ共和党ブッシュ前政権の国務、国防両省でアジア担当の高官を務めたランディ・シュライバー氏の主張はもっと辛辣(しんらつ)だった。ワシントンでの同時期の別の討論会での発言だった。
「靖国などについてはオバマ大統領は安倍首相を公式の場で叱りつける『失望』表明のようなことを避け、あくまで非公式の議論をすべきだ。ケリー国務、ヘーゲル国防両長官が東京の代替墓所(千鳥ケ淵戦没者墓苑)を訪れたのも、小利口な行動だ。これこそが正しい戦没者追悼だと誇示したのだろうが、日本側は追悼の方法を自分たちで決める能力を完全に持っている」
シュライバー氏はさらに語った。
「そもそも中国が提起する歴史問題というのは歴史の真実や正確性とは関係ない。日本を自国に服従させ、米国から離反させ、国内向けの宣伝をも目的とする政策なのだ。中国の博物館の歴史展示のひどさをみればよい」
日米間のこうした課題への米国の対応は実は多様なのである。
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ケリー・ヘーゲルの千鳥ヶ淵墓苑献花は「小利口な行動」
今日の産経新聞一面の「あめりかノート」(古森義久記者)は安倍首相の靖国神社参拝に対するアメリカの反応は多様だと書いている。
知日派のアーミテージ氏は安倍首相の靖国神社参拝に反対したと思っていたがそうではなかった。
それは朝日、毎日、共同通信のメディアスクラムであることが分かった。
反日勢力はケリーとヘーゲルが千鳥ケ淵戦没者墓苑に献花したことをもって、それ見ろアメリカは靖国参拝に反対を表明した、A級戦犯を分祀した国立追悼施設を作れと意気盛んだが、共和党ブッシュ前政権の国務、国防両省のアジア担当高官を務めたランディ・シュライバー氏が・・・
「小利口な行動だ。これこそが正しい戦没者追悼だと誇示したのだろうが、日本側は追悼の方法を自分たちで決める能力を完全に持っている」
と批判したとは痛快である。
事ほど左様にアメリカの言論界も多様な意見があるのに、その一部だけを切り取って報道する反日メディアには十分に注意しなければならない。
アーミテージ氏の発言を故意に曲解して報道した例として・・・
共同通信(2014/2/28)
靖国参拝「中国利するだけ」 慰安婦「日本の評価傷つけている」
米の知日派重鎮アーミテージ氏
知日派の重鎮アーミテージ元米国務副長官は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について中国が外交的に利用できるとの観点から「反対だ」と述べた。参拝自体は日本の指導者が国全体の利益を踏まえて判断すべきだとして、日本国内の問題だとの認識も示した。
ワシントンでの会合で述べた。慰安婦問題に関しては、現代の日本の人権保障や日本国民に対する高い国際評価を傷つけていると指摘。「安倍政権は21世紀の模範となるように日本を世界の舞台に押し上げてほしい」と求めた。
アーミテージ氏は安倍政権が戦後の国際秩序に挑戦していると中国が批判していることを踏まえ、安倍氏の参拝を中国は「喜んだはずだ」と強調。仮にA級戦犯が分祀されても中国は参拝を問題視し続けるとの見方を示した。一方で、大半の国が戦没者を追悼しているとして、靖国参拝自体には「満足でも、不満でもない」と述べた。
安倍氏の参拝に関する米国の声明が日本語で「失望した」と在日米国大使館で翻訳されたのは不適切だったと指摘した。
見出しを読めばアーミテージ氏は安倍首相の靖国神社参拝に反対し、慰安婦問題も日本の責任だと批判しているように読める。
しかし、本文には靖国参拝は日本の国内問題であり、「満足でも不満でもない」としている。
朝日新聞も2日に渡ってアーミテージ発言を取り上げて安倍首相を批判した。
朝日新聞(2014/2/28)
元米国務副長官アーミテージ氏、靖国参拝を批判 「中国を喜ばせた」
安倍晋三首相の靖国神社参拝について、米国のアーミテージ元国務副長官は27日、ワシントン市内での講演で、「中国を喜ばせたことは間違いない」と述べ、日本を非難する中国の外交活動を有利にする結果になったと指摘した。
アーミテージ氏はブッシュ政権で国務副長官を務めた共和党の知日派重鎮。「靖国神社の問題は、日本の指導者が国全体にとって何が最善か判断することだ。しかし、中国の外交を後押しすることになったことは無視できない。これが私の参拝への反対理由だ」と話した。
また、中国が「日本はカイロ宣言やポツダム宣言に基づく国際秩序を順守しない国だ」と日本を非難する主張を展開していることを指摘。「参拝が中国を喜ばせたことは間違いない。中国は各国に『自分の言った通りだろう』と言うだけでよかった」と述べた。
朝日新聞はアーミテージ氏が「靖国神社参拝に反対だ」と明言したかのように書いている。
朝日新聞(2014/3/1)
靖国参拝反対、米共和党重鎮も
米国のアーミテージ元国務副長官が2月27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「中国を喜ばせたことは間違いない」と述べた。民主党のオバマ政権だけでなく、共和党の知日派重鎮からも懸念の声が上がり、米国内の風当たりの強さを改めて示した。
アーミテージ氏は講演で、「安倍首相の参拝は過去の首相参拝よりも政治的色彩を帯びていた」と指摘。「靖国神社の問題は、日本の指導者が国全体にとって何が最善かを判断することだ。しかし、中国の外交を後押しすることになったことは無視できない。これが私の参拝への反対理由だ」と語った。
アーミテージ氏が示した懸念は、「中国が(日米韓の間に)くさびを打ち込もうとしている」という警戒感から生まれている。中国が「日本はカイロ宣言やポツダム宣言に基づく国際秩序を順守しない国だ」として、日本非難を展開していることも指摘。「中国は各国の外務省に『自分の言った通りだろう』と言うだけでよかった」と述べた。
韓国との関係では靖国神社よりも慰安婦問題の方が大きな問題だと指摘。「慰安婦問題にはきわめて心を痛めている。日本は人権や人間の尊厳について模範となる国であって欲しい」と語った。(ワシントン=大島隆)
朝日新聞は3月16日、知日派といわれるジョセフ・ナイ元米国防次官補にインタビューして「安倍政権の強いナショナリズムを懸念している」と報道した。
さらに慰安婦問題については政治家は語るべきではないと釘をさしたかのように昨年も伝えている。
朝日新聞(2013/5/31)
慰安婦問題「政治家は語るべきでない」 アーミテージ氏
毎日新聞も安倍首相の靖国神社参拝は中国を喜ばせただけだから反対だとアーミテージ氏が言ったと書いている。
毎日新聞(2014/2/28)
アーミテージ氏:安倍首相の靖国参拝「中国が喜んだ」
【ワシントン西田進一郎】米知日派の重鎮、アーミテージ元国務副長官は27日、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「中国政府が喜んだはずだ」と述べ、中国の日本批判を結果的に後押しする形になったという意味で反対だと語った。
ただ、参拝自体については「日本の指導者が国全体にとって何が最善かを考えて決めることだ」と話した。首都ワシントンで開かれたシンポジウムで述べた。
アーミテージ氏は、中国が「(第二次世界大戦後の国際秩序の基礎となった)カイロ宣言やポツダム宣言を受け入れていないのが日本だ」との批判を広めていると指摘。「中国政府は首相の靖国参拝を喜んだはずだ。なぜなら、彼らは参拝後、各国の外交担当者に電話をし『見た? 言った通りでしょ』と言うだけで良かったからだ。これが参拝への反対理由だ」と語った。
また、従軍慰安婦問題については、日本の高い国際評価を傷つけていると指摘した。
しかし、古森義久記者は次のようにアーミテージ氏の真意を伝えている。
産経新聞(2014/3/30)
実は多様な靖国参拝対応
ワシントン駐在客員特派員・古森義久
リチャード・アーミテージ氏といえば、近年の日米関係では最も広く最も長く知られてきた人物の一人だろう。その彼に安倍晋三首相の靖国参拝への見解を直接に問う機会を得た。ワシントンで3月下旬に開かれた日米安全保障についてのセミナーで、だった。
オバマ大統領の訪日をも論じるこの集いでは、同氏は冒頭で「いまの世界では安倍首相ほど短期間に多くの政策目標を達成した指導者はまずいない」と述べ、安倍政権の防衛費増額や国家安全保障会議の設置、特定秘密保護法の成立などを米側も望んできた日米同盟強化策の「成功」として称賛した。だが同氏は日本側にオバマ政権の対日防衛誓約への不信が広がったと指摘し、歴史問題での摩擦にも言及した。
その歴史問題の一角の靖国については同氏が国務副長官などを務めたブッシュ前政権は小泉純一郎首相が毎年、参拝しても何も述べなかった。それどころかアーミテージ氏自身が中国からの参拝反対は日本を政治的、道義的に抑えつけるための戦略だから屈すべきではないとまで語っていた。だが最近の日本の一部メディアには同氏も首相の参拝を批判したような報道があった。だからその点を問いただしてみた。
「私は靖国は歴史関連案件のなかでも問題にしていない。日本の国民も首相も信仰として靖国を参拝する権利があると思う。安倍首相の場合、選挙の公約であり、中曽根、橋本、小泉氏ら歴代の保守派首相の先例もあり、参拝自体を論議の対象にすることもない」
アーミテージ氏のこんな答えは以前のスタンスと変わらなかった。彼はさらに言葉を重ねた。
「靖国参拝はあくまで日本の問題であり、他の国が日本の首相に参拝するな、と迫れば、日本側ではそれまで靖国にそれほど熱心でなかった人たちまでが逆に動くという反応を呼ぶだろう。ただし首相の参拝が中国外交を利さないようには注意すべきだ」
この最後の言葉だけを拡大すれば、「アーミテージ氏も参拝を批判」という解釈をも描けるのだろう。だが同氏がオバマ政権の「失望」表明とは見解を異にすることは明白である。この点、同じ共和党ブッシュ前政権の国務、国防両省でアジア担当の高官を務めたランディ・シュライバー氏の主張はもっと辛辣(しんらつ)だった。ワシントンでの同時期の別の討論会での発言だった。
「靖国などについてはオバマ大統領は安倍首相を公式の場で叱りつける『失望』表明のようなことを避け、あくまで非公式の議論をすべきだ。ケリー国務、ヘーゲル国防両長官が東京の代替墓所(千鳥ケ淵戦没者墓苑)を訪れたのも、小利口な行動だ。これこそが正しい戦没者追悼だと誇示したのだろうが、日本側は追悼の方法を自分たちで決める能力を完全に持っている」
シュライバー氏はさらに語った。
「そもそも中国が提起する歴史問題というのは歴史の真実や正確性とは関係ない。日本を自国に服従させ、米国から離反させ、国内向けの宣伝をも目的とする政策なのだ。中国の博物館の歴史展示のひどさをみればよい」
日米間のこうした課題への米国の対応は実は多様なのである。
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以上転載終わり
シュライバー氏の最後の4行だけでも読む価値がある。
「そもそもシナが提起する歴史問題というのは歴史の真実や正確性とは関係ない。日本を自国に服従させ、米国から離反させ、国内向けの宣伝をも目的とする政策なのだ。」
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