アベノミクスが成功するか失敗するかで、今後の日本の命運がきまります。
さて、今現在の日本の状況をみると、日銀の黒田総裁のおかげで
異次元緩和が、発動して日本の株が民主党のときより倍になっています。
もっとも、この動きは、自民党が1昨年末参院選で
安倍さんをかつぎ出したころからその動きは始まってました。
そして、安倍自民が誕生し、黒田さんを日銀総裁に日銀が異次元緩和を
行いました。
結果、日本の株が倍にあがって順調のように見えます。
こまかい、議論はさておき日銀が異次元緩和をしたのは、
デフレギャップをなくすためです。
二番目は、公共投資です。
つまり、東北の復興があり、また、地震のこともあり、国土強靭化政策です。
以上のこともあり、一部の建設業界は潤っているようです。
問題は3の成長戦略です。
本来は、民間企業を喚起させるような成長戦略をしなければいけないところ、
なんと政府主導になり、さらには、企業の給与にまで言及するしまつです。
また、マイナス要因も多々あります。
その1は原発停止です。
原発停止のおかげで、火力発電の燃料代は跳ね上がり、
貿易赤字が発生してしまいました。
企業の電気代はばかにはなりません。
また、今年の4月には消費税8%になります。
この政府の中で、唯一消費増税アップに反対したのは、エール大の浜田さんだけでしたが、
安倍総理は、この話の耳を傾けず8%を決めてしまいました。
おまけに、今年の年末あたりでは、来年10%にしようとする動きがあります。
アベノミクスの今のところ成功しているかのように見える要因は、
「インフレ期待」です。
インフレ「期待」だけで、株価があがり成功しているかのように見えますが、
実態経済にはまだ波及してません。
なぜ、消費税8%に決めたかといえば、財務省のデーターが元です。
インフレ1.9%だったでしょうか。
巧妙な財務省のデーター操作が見えます。
その経済指標のインフレ率を決めるデーターを握っているのが財務官僚です。
相手の立場になってみえばわかります。
たとえば、自分が財務官僚であったらどうするか、
消費税はあげたい、しかも、インフレたーげっとも一応もたせたいというならば、
データー操作数字の操作をして、インフレ率を目標の2%ぎりぎりにもっていけばいいだけです。
そういうわけで、本来は政治家が官僚のそういう嘘を見抜いて、
本当の意味で、政治主導になればいいんですが、
今のところ、官僚に勝てる政治家はいません。
というところで、一方外交や国防などは遅まきながら巻き返しを計っているという見方もあり、
それも、一応は、ずれてはいませんが、ただし、経済発展なくして国防もままなりません。
かくて、アベノミクスは途中で頓挫し、国防もままならなくなると予想します。
このままではと言う意味で・・・・・・・・・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます