多様な新料金プランは賢く選ぼう! 「月5000円以上使っていれば変更メリットあり」と言うけれど…
4月の自由化を前に、「早期申し込み割引」などをうたい、切り替えを促す電力会社は多い。どうせ切り替えるなら早い方がいいのだろうか。石井さんは「4月以降に参入する企業もあるので、夏頃から検討を始めるのがいい」とする。すでに料金プランを発表している会社も、他社のプランを見て追加の値下げを検討する可能性があるなど事態が流動的なためだ。
誤解が多いのが、新電力に切り替えると、停電などのトラブルが増えるのではないかということだ。
石井さんは「新電力に切り替えても電力供給ネットワークの仕組み自体は変わらず、今までと全く変わりなく電気を使うことができます。まずは自分がどれぐらい電気を使っているかを調べたうえで、どこを選べばいいかをじっくり検討してみては」と話している。
以上産経から一部抜粋
ここで、石井さんという人は、「新電力に切り替えると停電トラブルが増えるというのは、誤解であり、
電力供給システム自体は変わらず今までとまったく変わりなく電気を使える」と言って入る。
実は、ここに最大のからくりがある。
つまり、日本では、新電力は、従来の電力会社の送配電システムを間借りしているので、
新電力自体のシステムはない。
しかし、欧米では、新電力も送配電システムを構築してるので、費用が莫大になり問題が浮上しているが、
日本の新電力は、その費用の心配がない。
通常では、電気が混ざり合っているので、自宅に流れている電気が、新電力のか既存の電力会社かはわからない。
しかし、新電力の電気が停電になっても、停電する心配がないということは、それは、すなわち新電力の電気ではない。
ということを意味している。
つまり、もし、ほんとうに、新電力から流れている電気が、送電線を流れて自宅にきているとしていたら、
新電力が停電したら、電気が停電しストップしない方がおかしい。