ブログをはじめて14年間、最も取りげてきた話題が、中国の膨張と軍事規模の拡大です。
最初に中国に関連した記事を取り上げたのは、 2006年06月07日 でした。
それまでは、上野の花見がナンチャラ、ホームページ・ビルダーがドータラの記事で、当時は、まだSNSなどには全く興味もなければ「ソレな~に?」の世界です。 もっぱらyahooの掲示板や、初めて知ったインターネット空間に溢れている競馬情報に胸をときめかしていた時期でもありました。
それが、2006年06月07日 から、中国関連の投稿記事を投稿するようになったですから、 「667」はkazanの中国記念日です。
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中華文化圏で生活をするようになって、解った事は、マナーのいい台湾人でも、隣三軒両隣の文化や、 幅1メートルほどの階段の昇降で譲り合う、あるいは、歩道で互いに遠慮し合うという文化に遭遇した経験は、片手の指で5回はありません。
つまり、譲ればドヤ顔で通過し、地下鉄の乗降では、同時に乗り込んで来るのが普通の世界です。
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(昔ばなし)
昔、台中に住んだことがあります。
数週間の居候で、その宅にはインドネシア人のメードさんがいました。 その宅の屋根付きの駐車場にスバルのリア・ウィングがトレランクカバーに乗った自家用車が頭を突っ込んで駐車されており、昼前後の時間には、トランク部分が日向になります。
奇妙なことに、そのウィングに使い古したタオルが干されている光景を頻繁に見かけましたので、気になり、メードさんに尋ねたら、近所のオッサンが自分の洗車した後のタオルをそこで干していること、 そのオッサンは居候宅とは無縁であることが解かりましたので、干されているタオルをゴミ箱にポイしました。
小一時間したら、オッサンが、タオルを探していて、たまたま顔を出したメードさんに尋ねたらしいので、kazanの出番です。
「フザケルな! オメイの雑巾を干す為に駐車している車じゃナイッ!」と一喝。
相手は引き下がりましたが、 相手の表情には、理解ができない様子がありありです。
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つまり、最初に干すことに「異」を唱えないと、それは「どうぞ、干してください」という理解をするのが中華文化であることを学習した瞬間です。
尖閣も黙っていれば、日本は了解事項であり、 南シナ海の埋め立ても、避難しなければ、世界の容認事項になってしまうのが、中国思考の構造です。
まして、そこに中華思想が絡みます。
弱肉強食の世界では強者の論理が通用します。 アヘン戦争がその学習体験です。 弱いから、香港は割譲され、中国の多くの地域が列強の租借を許した。
今、国連を自国の裏庭化に成功し、OBOR、 AIIBに、生物化学兵器を操作でき、 武漢ウィルス戦では、計画的に世界中のマスクや防護服、手袋の医療具を組織的に買い占めるほどの総合力を持った中国のパワーは世界秩序なかで正当に評価されて当然という思考構造があります。
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事実なら、米国の三分の一軍事費で、あれ程までに、露骨に米国と対峙する中国は、完全に飛んでいるとしか思えない。
台湾海峡黙示録・改さんの投稿 2020年4月27日月曜日