<向上中醫診所>
全民健保特約診所・意外保険特約診所の看板があって、さしずめ保健医療診療所といったところか。
脈を測られながら即、診断。
<腎臓が良くない>
<肝臓が弱っている>
<肩が凝っている>
<便秘は?>
<短気ですか?>
これではかなり重篤な病人の一歩手前だ。
左右の手首の脈を見るような診察すること1分。
横にある長い診察ベッドにうつ伏せなり、生まれてはじめての<鍼>を受ける。
最初は<チクリ>とわずかな感触があったが、これが結構気持ちが良い。
ベッドはうつ伏せになった時に顔面が当る部分がくりぬかれ、どちらかといえば<鍼>の効果も手伝って快適状態。
その間、先生の診断を考えてみた。
活火山の<乳頭状皮膚炎>はストレス性のものだ。
ストレスを極度に感ずること>イライラ>短気の構図が浮かび上がる。
便秘は、腸内に排便されない便が残っていることのようだ。
活火山、いたって<通じ>は良い方、宿便が残って当たり前じゃろうが。
そんなこんなを思いながら、<鍼>の時間はあっという間に終わる。
先生の最終診断、
<簡単に治ります><1週間からせいぜい1ヶ月>
日本では、クリニック、町内の病院では、アレルギー検査、抗体検査、ETCをやり、順天堂で診断された病名が<乳頭状皮膚炎>。
御茶ノ水に通院すること2ヶ月に一度、もう2年近くなる。
御茶ノ水の主治医は、結構時間が必要なことを言っていた、活火山の<乳頭状皮膚炎>を、いとも簡単に診断している。
この異国の名医の言葉を信じて帰途へ。
短期間に症状が改善出来るのか、半信半疑。
そして、期待も。
それにしても、処方された漢方薬は量も多く、そして苦い、にがい、ニガイ。