夕刊ゲンダイ紙の1面は2ページ続きで、辛らつな、時には皮肉いっぱいの与党・政権批判をすることで、その存在価値を意識させてきた。
少なくとも、活火山はそう認識していたが、先日久方ぶりに夕刊ゲンダイを買って、その認識は崩れた。
1面、続きの2ページ、3面他、コラム、その他が与党・現政権の支持、閣僚の応援記事が満載だ。
一瞬連合の機関紙かと思い惑って、後半ページのエロっぽいところを確認し、読んでいたタブロイド紙が紛れも無く夕刊ゲンダイと確認できた。
待ちに待った、非自民政権誕生の賛歌で溢れた紙面からは、反権力、大衆紙としての片鱗は見ることができない。
結局は、スタンスが朝日よりも、反自民、反公明であっただけの事か?
発刊して30余年、日本新聞協会にも入れなかった新聞屋の怨念が見え隠れする。