■同じ半島でも、今度はバルカン半島ギリシャの一件です。 6日には国民投票の結果が明らかになり、チプラス政権が引き続き、EUへの存続・離脱のバトルが開始です。
ドイツにすれば、金は出したくないから、そのままEU離脱を願っているのは人情でも、 その結果、デフォルトで損害を受け、 さらにユーロの不安定は、勝ち組の筆頭、ドイツにとってはマイナス要因です。
まして、後に、ポルトガル、スペイン、イタリアと続けば、完全にユーロー解体です。 マルクにも戻れば、当然の超マルク高ですから、貿易収支は一気に赤字にに転落です。
またその結果EUの離脱ともなれば、NATOの構成国であったギリシャが、ロシアや中国に取り込まれ、軍事機密や地政学上のリスクへの対策を排除できないことになりますから、これも厄介です。
ドイツとギリシャのバトルが始まった