12月27日放送、NHK<坂の上の雲>の五回目を昨夜ビデオで見る。
今回のまでの5回が第一部。
第二部は2010年(来年)と聞いていた活火山、2010年1月から始まる<坂本竜馬>との時間帯の絡みを不思議に思っていたら、この疑問が解けました。
第二部は全4回構成で来年の12月、要するに<坂本竜馬>が完した後の年末までの4週間で放映するものらしく、第三部も2011年の同時期の予定らしい。
NHKもまったく罪なことをするもんだ。
近年、原作、テーマ、シナリオ、製作、構成そしてドラマ自体が、これほど話題になった作品は無いであろうに、第二部が一年後とは…
これでは、かなりフラストレーションが溜まります。
一(ひと)世紀前の、貧しくも希望と未来の輝きがあり、社会がほぼ一体となっていた明治という時代に、とりとめも無く郷愁、憧憬を抱くのは、現状を否定したい願望の裏返しなのかどうかは知らないが、これから、この作品の第二部、第三部を見られずして逝くひとも多かろうと思うと、NHK、罪なことをやるもんだ。
<続編、早く、どうにかならんのかいな>
答えは判っている。
<まだ出来上がってもいないものを、お見せできまへん>
まるで<男はつらいよ>のフジテレビドラマから誕生した映画<男はつらいよ>の背景にあったような熱気がマグマのように感じるのは<おじさま>世代と<活火山>だけか?