▼福岡県築紫野市で公務中の警察官2名が襲われ、警察手帳を奪われ負傷。
▼埼玉県鴻巣でパチンコ店へ拳銃を所持した強盗犯が川越市で立てこもり、8時間後立てこもった車内で拳銃で自殺。
▼これが<ダーティー ハリー>だったら、即マグナム弾で犯人を射殺という構図のはずだが、日本の警察は滅多に発砲しない。
反社会的で、凶悪な犯人が凶器を所持する者に対し、日本の警察は、逮捕優先で、銃の使用を控えているのではなかろうか?
福岡県の例では、シンナー密売の内偵捜査中で銃の携帯をしてなかった事が、襲撃グループに襲われ、警察手帳が奪われたものだ。
武器の携帯が認められている国家権力が、その銃の使用を控えるなら、凶悪化し武装化する反社会的な連中の暴走を、指をくわえて見ているだけの事にはなりはしないか?
説得し逮捕にこぎ着けることも否定はしないが、こうして逮捕したした犯人が、長期間の拘留、裁判、その後の懲役を経て社会に復帰し、数年を経て又犯罪を犯す。
ならば、暴論かも知れないが、<ダーティー ハリー>的解決の選択肢があってもいいのではなかろうか?
埼玉県の例で言えば、仮に8時間あまりの立てこもり中に、警察官や一般市民に被害が出ていればどうなるんだろう。
昨年、愛知県でも、立てこもった犯人の発砲で、逮捕の為に取り囲んだ警察官が射殺された事件があった。
銃は威嚇にも使用できるが、撃つための武器であることが基本と思う。
日常、交通安全を口実に、姑息な方法でともすれば規則一点張りで違反者の摘発ポイントを上げることに汲々している、地域警官の活動には、なかなか理解が出来ない活火山だが、反社会的な者に対し、唯一、銃の携帯と使用が許されている警察官の武器が使用できないとすれば、それは<鼎の軽重><猫に小判><鉛の兵隊ならぬ鉛のおまわりさん>と揶揄したくなる。
数ヶ月前、板橋区だったか北区であったか記憶にないが、悪ガキに対し銃で威嚇した警察官の事が問題になったが、バカな話だ。
警察が銃で威嚇、使用、時には射殺だって正当性があるハズだ。