フォルクスワーゲン一社の問題では、なくなってきた。 ドイツ経済は6割の労働者が自動車産業に従事、あるいはその関連に従事しているという統計があるらしい。
ユーロー圏では従来、ドイツの一人勝ちであったものが、その収益機関車が動かなくなるということは、影響が大きすぎます。
まして、EU、ヨーロッパでは、電気自動車や燃料電池車よりも、ランニングコストの安いデーゼル車が一般的でした。 しかし、今回の一件で、デーゼル車離れが進行することは避けられません。
主力産業の先が見えない状態では、アメリカといえども、対中国にドル金利政策を戦略的な武器として使用が困難になるという側面も排除できません。
いずれにせよ、将来的にはドル高が続くことは間違いといえます。
アメリカの利上げとドイツ経済