昨日から、浅草の三社祭りが始った。
浅草の三社祭りの関係者にとって、三社サンは新年の様なもの。
残念なことに、今年は三社祭り恒例の宮出しは行われない。
理由は、昨年の宮出しで、御輿のハナ棒に立ち上がった無法な行為で、そのハナ棒が折れてしまったからだ。
御輿に乗る行為は、従来より当局が規制していることながら、親衛隊?にガードさせた御輿を、これもまた乗り手が集めた担ぎ手によって担がれた御輿に乗る、ヤの字系が当局の規制を無視したためで、これはしょうがない結末だろう。
だいたい、町会の法被を着て御輿を担ぐ浅草人には、宮御輿や町会御輿に乗るといった不敬な輩はいない。
従来から、下帯(ふんどし)姿に祭り法被や羽織を羽織って御輿に乗るのは、ヤの字系ばかり。
今までも周りは、もまれれる御輿にバランスを取りながら乗っている内に、突き出た200パーセントメタボな腹の下で、へたな下帯がゆるんみ、そいつのキタネェ<干し柿>を、幾度となく見せつけられては閉口してしてきたのだから、いい機会じゃなかろうか。
これを機会に、<宮出し>と<宮入>を町会の手に取り戻すべきだろう。
マダムが逝ったばかりの活火山、明日は祭りの喧噪を友人等とささやかに楽しむ予定だ。