なめられっぱなしの日本、しかも美味なものの味を教える愚かさ
記事を思ったのが、「なめられっぱなしの日本」ということで、「美味な食材の味を中国人に教えるな」は過去十年来の持論で、いずれ「遺言」にしたいと考えている。
事件というかニュースの背景は、リンク先の記事にある通りで、注目すべきは、北朝鮮の漁業ライセンスを譲り受けた中国が集団で大和堆に押しかけ、公然と漁労活動をしているということだ。
集団で押しかける、自分達のペースで、獲りまくる漁労活動に、日本漁船は対抗できないのは十分理解できる。
その結果、「これじゃ漁はできない」と出漁できない状態を知る、中国漁船は、日本漁船がいない状態がスタンダードという理解になる。
つまり、中国流思考と行動の原点だ。
彼らの論理は、不都合なことがあれば、相手は自分たちの行動を理解したとする論理だ。
台湾で生活していて、狭い歩道や階段で、譲って、感謝された経験は数年に一度くらいは経験するが、こんな経験をした日は、自分自身で宴会モードでハッピーになる。台湾にしてそうだから、押して知るべし。
あと、もう一点は「美味な食材の味を教えるな」ということ。
中国人がサンマをを食べるようになった。
原因は、台湾漁船が獲った膨大な量のサンマを水揚げしても、日本ほどの需要もなく、調理法も異なり、消費できないことから、その多くを、中国に売り渡した。
歴史的に、中国の魚の主役は淡水魚。
そこに、脂ののった臭みの無い海水魚の味を知ったらどうなるか。。
おそらく、台湾以上の需要が中国にあるというのが現実。
将来、コールドチェーンを導入すれば、内陸部までその味が伝播し、やがて、15億の人口を背景にした需要を予測することは容易だ。
需要があれば、中国船は魚を求めて、どこへでも、船団を組んで漁猟をするのは常識。
計画漁労等は考えられない相手は、成魚でなくても、はや者勝ちで獲るだろう。。
やがて、サンマと言えども、日本の食卓には並ばなくなるのは、極めて近未来の光景だろう。
それを、すこしでもする方法が、「味を教えない」ことだ。