オミナエシは秋の花のイメージが強いが、夏真っ盛りの強烈な日差しの中で咲いている。 女郎花と漢字で書くと、またイメージが変わる。時代劇に登場する暗い過去のある薄幸の女性を思い浮かべてしまうのである。でも、この花はとにかく太陽燦燦の日当たりの良い場所が好きなのである。 細くて、丈高く、スッとしていて、暑苦しさを感じないので、この花を見ると、なんだかほっとするのである。