鳥たちは人間が近づいてくると、逃げるか飛び去るのが当たり前である。 カラス、キジバト、スズメなどはちょっと距離を置いて様子を窺う場合もある。 だが、全く逃げ出さない時もある。ほとんどの場合、それは最優先順位が「食」になっている時である。 このイソシギは私の方を気にはしていたが、目の前の御馳走の方を優先事項にしたようである。写真では判らないが、ハエのような虫(漁に使う網を干してあるといっぱい集まってくる羽虫)がたくさん日向ぼっこ(?)をしていて、それを次から次へと食べていたのである。