浮き巣で抱卵中のカイツブリ。
嬉しくも有難くもないのだが、ビニール素材が使われている現代風の浮き巣である。カラスの巣には針金ハンガーが使われたりしていて、カラスがハンガーをちゃっかり運び去っている姿を想像すると、なんとなく笑えたりするのだが、これは笑えない。悲しいような、残念なような、腹立たしいような、そんな気持ちになってしまう。出来る事ならば長~いマジックハンドで取り除いてあげたいと思うのである。
パートナーは(カイツブリの雌雄の識別は私には無理である)、せっせと巣材を運んでいた。この巣材なら大丈夫そうである。