暑さがまだまだ頑張っているが、そこはかとなく空気の中に秋めいた雰囲気が漂い始める晩夏の頃となった。
ちなみに季語としての晩夏は小暑から立秋までで、晩夏の候は8月7日~8月20日までのことだそうだ。昔々のそのまた昔だったら、そんなに違和感がなかったかも知れないが、これだけ暑くなった現在では、今頃から9月上旬頃を晩夏と言っても誰も反対しないと思う。寧ろもっと後だろうと言われるかもしれない。
昔は3,4,5が春で、6,7,8が夏、9,10,11が秋で、12,1,2が冬って感じだったが、近年は4月~10月が夏で、11月~3月が冬みたいな年があったりして、四季が二季になってしまいそうである。そうなる前にくたばってしまうことは確実ではあるが、できる限りは素晴らしい日本の四季を楽しみたいものである。