子供の頃は近所に空気銃を持っているオジサンが沢山いた(ような気がする)。 ちっちゃな鉛の弾でその威力は極めて低く、イノシシとかタヌキ向きではなく、オジサンたちの獲物はコジュケイであった。 目立つところに止まっているモズはその練習台として、よく狙われていた。そんな場面に出くわしたときは、わざとくしゃみをしたり、枯れ枝を踏んだりして、モズに危険を知らせたのである。無論、オジサンたちには睨まれたけれど。