Phonograph×Photograph

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POG 16-17シーズン指名馬

2016年06月05日 17時20分05秒 | 血統考察
今年は身内POGとサンデーサイレンスNGのPOGの2つに参加させてもらっています。
その指名馬の紹介と理由をつらつらと述べ、活躍したら自慢できるようにしておきます(^^)

記載は、「母名(父名、馬名)」です。

身内POGルール

牡牝5頭ずつ、計10頭。指名はドラフト制。その他制限なし。

まず牡馬から
・アパパネ(ディープインパクト、モクレレ)
Best to Bestの権化。父母三冠、G1計12勝。父、母、母父、母母が全部金子真人神所有。
ディープ×キンカメはデニムアンドルビーなどで走ることが分かっているし、ディープ×フレンチもクロウキャニオン兄弟をはじめよく走る。←ここまで金子  ディープ牝馬は母スプリンター/マイラーが鉄板で、アパパネも阪神JF、桜花賞、ブエナビスタを倒したヴィクトリアマイルと十分にマイラーの筋肉を持ち合わせている。
あと面白いと思うのは、Promised Landのクロス。ウインバリアシオン、ルージュバックに見られるこのクロス、The Tetrarchの柔らかさを引き出し、ちょっと切れ味が他の同種牡馬とは違ってくる。確実に人気するし初仔で不安な部分もあるが指名する価値はあると思った。

・サマーエタニティ(ステイゴールド、ウインブライト)
ウインファビラスの全弟。ステイゴールドはメジロマックイーンとの黄金配合が有名だが、何でもマックつければ良い訳ではない。ノーザンテーストのパワーを増幅してあげないと、例えばエクスペディションのような平坦巧者が生まれるだけ。本馬はマックは居ないけれどもBMSアドマイヤコジーンの母アドマイヤマカディがダイナサッシュ とニアリークロス(ノーザンテースト、Princely Giftが共通)で、ステイゴールドのA級配合と言えるはず(もうステイゴールドはこの世に居ないが、ニックスだと思う)。ウインということでデビューは早め(6/26新馬予定)、POG的にも指名しやすい。新潟2歳から中央場所への出世を期待。

・レディバラード(ハービンジャー、ロードブラームス)
ダノンバラードの半弟。ハービンジャーのノーザンダンサーNDを緩和すべく、Wild Riskをクロスする馬を探していて見つけた。母レディバラードはサンデーサイレンスを持ってはいないが、ノーザンダンサーも一本も持っていない。だがBalladeの牝系で父Unbridledと血統的活力は申し分ない。NDに関する緊張と緩和。現状550kgあってダートに振れてしまうかも知れないが(笑)、どちらにせよ北海道と中山中距離を捲って欲しい。

・シェリール(ルーラーシップ、ヒシマサル)
ムスカテールの半弟。三代目Hishi Masaruとして既に名が知れている。
ルーラーシップ大好きなので、ルーラー産駒は絶対指名したかった。
ルーラーシップ産駒の特徴と成功への秘訣(予想)
甥のドゥラメンテがダービーを勝った。サンデーサイレンスとの配合に間違いはない。
パロクサイド≒Hornbeamのニアリークロス、Nasrullah、Hyperionを色濃く伝えるはずなので、東京向きのストライドが望める。一方で晩成も同時に伝えそうで、トモが緩い内は出遅れ連発しそう
サドラーなどを入れ、エルコンドルパサー配合にしてSpecial的小足を増幅するのも一つの手。メイショウサムソンと同じ理論。
母はノーザンダンサーが濃いよりは薄い方が望ましい。

この辺りを頭に入れながら選んでいると、どうもPOG期間に大成しそうなのが見つかれず、じゃあ陣営の期待馬でいいやってことでノーザンファーム産ヒシマサル。兄弟は皆牡馬でムスカテール、デルカイザー、エトランドルと違う種牡馬で2勝以上の勝ち上がりがある。NDアウトで種牡馬を立てるタイプだからだろう。青葉賞で待ってる。

・メイショウベルーガ(ディープインパクト、メイショウテンシャ)
一番好きな牡馬がルーラーシップなら、一番好きな牝馬はメイショウベルーガ。その2番仔。
ディープ×フレンチは先に述べた通り走る。母母父サドラーも最近よくスタミナが伝わって良いとか言われてるし、悪くない。これは趣味枠。芦毛。


次に牝馬
・トキオリアリティー(ダノンシャンティ、ヴェリダブル)
ブレイクランアウト、リアルインパクトの半妹。父ダノンシャンティはHalo3×3、Millcent≒Mill Reef4×5とクロスがうるさいので、母はこれを緩和できる方が良い。そこで名牝トキオリアリティー。In Realityのクロスがスパイスになってマイルをズバッと切り裂く1400~1600スロー専を期待。桜花賞狙い。

・アコースティクス(ディープインパクト、オンリートゥモロー)
ロジユニヴァースの半妹。ディープインパクトと好相性のDanzig、Nureyev、Machavellianを持っている。実は1つ上のタイムレスメロディも指名したのだが、馬体重が募集時よりもかなり減ってしまった(430kg)。結果パワー不足に陥り期間内に1勝しかできなかった。ただ、配合自体に間違いはないと思っているので今年も指名。兄と同じ荻原厩舎ということで、不安点といえば横山典弘のポツン。

・キャサリンオブアラゴン(ハーツクライ、メイズオブオナー)
名牝Miesqueの牝系出身でリアルスティールの近親。晩成のハーツクライ産駒をPOGで指名するには、早期に筋肉を獲得してトモをパンとさせる必要がある。すなわちノーザンダンサーのクロスが母にあると良い。本馬の母はND4・4×4の3本あり、かつDnazig、Nereyev、Mr. Prospector、ナスキロがヌーヴォレコルトと共通。
また、母母MonevassiaはKingmanbo(キングカメハメハの父)の全妹で、「ライバルの血を入れると成功する」という笠師匠の格言にも合致する。

・アルレシャ(ディープインパクト、レッドストーリア)
母母Reve d'Imanはレーヴドスカーの全妹のレーヴ一族。この一族はHighest Honorが女性的なフレンチ斬れのために、指名するなら牝馬だと思う。Sir Gaylord6×6・6に加え、母父Marju(サトノクラウンの父で有名?)もナスキロ柔らかい。ルメールを乗せて京都マイル大外一気が似合う血統(クラシック勝てないやん…)

・トーセンスマッシュ(トーセンホマレボシ、メモリーリング)
ブレイブスマッシュの半妹。父トーセンホマレボシは自分が初めてPOGに参加してときに1位指名し、初めて重賞を勝ち、初めてG1に出走し掲示板に入った思い出深い馬。当時はトーセンジョーダンもG2馬だったのに指名できたのが嬉しかった。
父母エヴリウィスパーが米血主体なので、母は1/2より多く米血が入るのは好ましくない。本馬は母父トウカイテイオーによって1/4異系、残り3/4米になっている。島川オーナーづくしの趣味枠だが、メモリーが入り名前も良い。


長い。。。サンデーサイレンスNGの方は無理だ。Tapizar×Refugioは馬名が「タピゾー」で可愛かったから指名した。

以上

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