大震災の時
地面が縦に揺れるのを感じました。
遠く震源から離れていても
ドドドという音の後の縦揺れ
その当時
一度寝ると本当に何があっても
起きない人でした
えー
そんなに大きな音の雷なんかあった？
なんて言うくらい
よく寝ていました
でも、その日は
こんな私でも
目覚めて
サッと身構えました
何があったの？？？
これは何？
そんな状態で何があったのか
本当に分かりませんでした
知り合いで
震災の当日
税関勤務の主人を送って
三宮の税関まで
早朝まだ暗い時に送った人がいました
日が登ってきて
あたりが少し明るくなって
東遊園地に
人がたくさんいて
みんな尋常じゃない様子を見て
「え？どうなってるの？？？」
と、交差点の横の道を見ると
グニャって曲がっているのが見えて
「え？これ何？早く帰らないと」
と帰ってきて
テレビをつけて
やっと事情が飲み込めた
と言ってました
震源の近くで
被災に遭われた方々の
物心両方のつらさは
計り知れないと思います
あれからも
いろいろな災害が
あちこちであります
ボランティアとして
活動されている方々には
本当に頭が下がります
地球に住んでいる限り
いつ災害が襲ってくるかわかりません
備蓄と言っても
備蓄しておくことは大切ですが
どこで災害に遭うか？？？
分かりませんよね
寝室に家具を置かない方がいい
って言いますよね
でも
知り合いのお姑さんは
震災の時
畳の部屋で布団を敷いて寝ていて
地震で
布団の上に飛び起きて
正座した時に
洋服タンスが観音開きになって
倒れてきて
家屋の倒壊から救われました
何が
幸いし
何が
災いするか
それは
神のみが
知ることなのではないか
そう思ってしまいました
だから
私に起こることは
全て
吉
そう思って
受け入れ
生きてきました