まだ、一部の中学生たちは期末テスト終わっていないから、
あんまり浮かれるのも申し訳ないのだけれど、
小学生のH君が砂鉄を持ってきてね、
何か実験したいーって言うものだから、
砂鉄入りスライムを作ることにしたのですよ
あらかじめお迎え時間を30分遅くしてもらい、
授業が終わってからやることにしました。
H君、Dちゃん兄弟は理科が大好きで、
よく色んな生き物を捕まえては見せてくれます。
知的好奇心が旺盛で、実体験をたくさんしているので、
問題に取り組むときにも、カンがいいですね。
そんな彼らだからスライムくらいどっかで作ったことあるかと思いきや、
初体験!だったらしく。
なんだか先生はりきっちゃいましたよ。
ま、手順はめちゃめちゃ簡単なんですけどね。
まずビーカーの50の線まで水をいれて。
次に100の線まで洗濯糊をいれて。
好きな色の絵の具と砂鉄を入れて、ガラス棒でよーく混ぜます。
次に別のビーカーに飽和ホウ砂溶液を作ります。
そして!
ここからが肝心!!
最初の洗濯糊のビーカーをかき混ぜながら、
程良き硬さになるまでホウ砂溶液を加えます!
「え?!」
「程良き硬さってどんなもん!?」
「程良き硬さは程良き硬さだよ。お好みでどうぞー」(←超アバウト)
「えーーーー。」
「手早く混ぜんとね、へんな風に固まるで、頑張ってね。」
「え、オレいやや。そういうの無理。Dやって。」
弟のH君、小心者です。
「うん、いいよ。オレ、得意やで。」
は、初めてなのに?(笑)
「あ、やっぱいい。やってみる。」
失敗するかも、っていう恐怖より、好奇心が勝ってみたい。
結局、D君は黄色と緑を、
H君は黒と白を、合計4つ作りましたが、
いろんな硬さができて、面白かったねえ。
ホウ砂の量をちゃんと計って、
硬さとの関係を調べるともっと面白かったんだけど、
(粘性も数値化するとか真剣にやったら一研究にできそうね)
今日はまあ、お楽しみくらいな感じで。
でも、D君が100の線ピッタリになるよう、
超真剣に液を注いでいる姿とか、
H君がすすんでビーカーやらを洗ってくれる姿とか、
紙の勉強をしているだけでは見られない姿が見れて
よかったな。
こういうことは気持ちに余裕がないとなかなかできないけど、
少しずつ、いろんな子と取り組んで行きたいものです。
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