中学生には、「俳句」なんて、古めかしくって、過去のモノという感覚があるのか、
「松尾芭蕉の俳句が刻んである石碑をめぐるウォークラリーに参加したことがある。」という
話をしたら、とても驚いていました。
また、「季語」を調べるための「歳時記」を紹介する流れの中で、
最近の電子辞書にはそれも入っていて、
ウォークラリーに参加したマダムたちはみなさんそれで芭蕉の句の季語を調べたり、
自分たちで俳句を詠むときに調べたりしていたよ、という話もしました。
すると、次の授業の時に、
「先生!うちの電子辞書にも『歳時記』入っていました!!」
と報告してくれた生徒が。
「俳句」と「電子辞書」という新旧の取り合わせが新鮮だったのでしょうか。
生徒が興味をもってくれるワードがどこに潜んでいるかなんてわからないものですね。
定期テスト向けには、教科書に出てくる昔の偉い人の句の季語を覚えたり、
(正しいとされている)解釈を覚えたりDNAに刻まれた言葉の美しいリズムに慣れ親しんだり、
俳句や短歌を身近なものに感じてもらえたりしたら嬉しいなあと思います。
気軽に歳時記を開いて、ふと気になった一語を題材に詠んでみるなんて、素敵じゃないですか?
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