まずは第一部の模様をお伝えいたします。
・・・・・・と言っても、参加者はなんと二名。
DちゃんHくん兄弟のみです。 o(TヘTo)
プラスチックで自分の指をつくろう!って、
実験キット販売会社の夏のイチオシ実験だったんだけどなあ、
実験と言うより、工作の感じが強かったからかしらん?
なにはともあれ、
有機化合物の合成ですからね、
なかなか家庭ではできない実験ですよ。
まずは、合成樹脂(?)のような素材で型を作ります。
粉をぬるま湯で溶いて、指をin!


固まるのを待つ間に、プラスチックの性質や化学反応についての
ウンチクを聞き、
いよいよプラスチックを合成します。
芳香族化合物なので、刺激臭がスゴイ

ゴム手袋とマスクをして、液体を混ぜ混ぜ~


説明書には「目に見えないくらいの小さな空気の泡が発生します」と書いてあったのに、
なぜか大量の泡が発生し、まるでカフェラッテのよう。
「おかしいな?先生が予備実験したときはこんなじゃなかったけど…?」
「分量間違えたかな。」
「あれ?Hくん、これ、2.5cmじゃなくて3.5cmない?」
分量を測るのに、メスシリンダーとかではなく、紙コップに紙定規で線をつけて図っていたのですが、
その時にうまく線が引けなかった模様(^^ゞ
「でも、先生、こっちもアワアワになってきたよ。」
「え?Dちゃんも!?」
・・・うーーん、謎だねえ(?_?)

だから出来上がった指はこんなんです(笑)


「せ、先生~。僕の指、ブ○ックマ○△ーズの×田みたいになっとる~

「アハハーホント、指紋どころか、ぶつぶつやねえ。
でも、ほら、シワとかは見えるね。」
「あ、ホントや。シワは見える。」
「先生、僕の指、爪切りできるよ~。」
「ん?Hくん、爪のびてるの?あ、ホント、爪もこんな風に再現されるのね。」
伸びた爪の部分が、うすいプラスチックで再現されていて、
ホントに爪切りたくなります(笑)
このあとは、指以外にもできるよ、ということで、
ピカチュウやシャープペンシル、自転車のカギの偽物を作成。

型をとるのが意外と難しいのですが、上手にできました。
小学生が最先端科学の理屈を全部理解するのは難しいと思いますが、
身の回りのものも、こういう科学技術のおかげでできているんだってことが
わかると、ちょっとは理科の勉強にも身がはいるかなあ、と思います。
楽しい実験でした♪