深夜に歌う好戦的なセレナーデ
お気に召すまま
お気に召すまま
黙っているのは性に合わないの
幼い恋心は負けず嫌いと決まっている
背伸びをしたって届かない憧れ
しゃくれた月に対戦車ミサイル
撃ち込んだところであなたは笑い転げるだけ
勝算の無い賭けでも私は後には退けない
挑んだのは私
でも仕組んだのはあなた
冷めた一言で砕けた空気
かき集めた屈辱を噛み砕いて飲み込む
襲ってくる羞恥心に紅潮する心
当てこすりに叫んだあなたの名前
黙っているのは性に合わないの
お気に召すまま
お気に召すまま
終わらないセレナーデ
しゃくれた月に対戦車ミサイルを撃ち込んで
もう一度
もう一度
何度でも
からかわれているだけと知っていても
ワガママな心は負けず嫌いなんですもの
めげない性格
バカにつける薬なんて多分無い
「しゃくれた月に対戦車ミサイル」
詩です。
「小説家になろう」というサイトで、刈屋佑奈
「エブリスタ」というサイトで、祭我奈姫
という名前で小説を書いたり詩やエッセイを書いています。
この詩はその一つです。
良かったら見てやってくださいませ。
パソコンが壊れてながらく更新していませんでしたが、やっと復活したので、亀更新ですが増やしていこうと思います。