お雛さまコンクール開催中!!! ~ 入賞者にはもれなく副賞進呈🎶~

H27、2/11まで『第5回お雛さまコンクール』を開催している雛がたり実行委員会の活動、朗読会「雛がたり」のブログです。

「お雛さまコンクール」いよいよカウントダウンです!

2014年02月17日 | コンクール
これまでの「お雛さまコンクール」入賞作品には、
命が助かるよう、日々祈りの毎日だった・・。
というエッセイがいくつも送られてきました。


その中の一つ、第2回お雛さまコンクール 奨励賞の作品をご紹介します。


予定日より二ヶ月も早く生まれた双子の娘たち。
緊急手術で顔を見ることもなく集中治療室に運ばれていった・・。
「私の赤ちゃん達、死なないで!」
その日から私は毎日祈り続けた。

そんな私に母は雛人形を作ってくれた。


初めて我が子を見たとき、嬉しさではなく、
申し訳なさでいっぱいになった。
「こんなに早く産んでしまって本当にごめんね。」


片手でひょいと持ち上げられそうな赤ちゃんは、
お手製の雛人形と大きさがあまり変わらない。


「そのお人形、保育器に入れてあげる?
お母さんと離れ離れで、赤ちゃんも寂しいもんね。」
涙する私に、先生が笑顔で言ってくださった。
私はこの笑顔を一生忘れないだろう。
「この子達には雛人形がついている。きっと大丈夫!」


あれから3年。
ふたりの娘は、今では抱っこすると腰が痛むほどの成長ぶりだ。
「ママ!雛ちゃんおんぶする!!」
あの日からずっと身近に置いている雛人形を、
どうやら自分の赤ちゃんと思っているらしい・・。


昔は病で命を落とす子供が多かったろう。

丈夫に育ってほしいという親の願いはもの凄く大きかったに違いない。

私も自分たちが小さく生まれて明日の命を心配することがなければ、雛人形に託す親の願いがこれほど強くわからなかったに違いない。

「雛ちゃん、病気しないで元気に大きくなるのよ!」
娘の言葉に、雛人形も笑っているようだ。


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こんな素敵なエッセイ、コンクールを開催させていただくからこそ出会わせて頂いています。平成時代の雛文化、しっかりとまとめたいと思っています。



【お雛さまコンクール】いよいよカウントダウンです***********

今年もお雛様にまつわる800字以内のエッセイ、絵てがみ、短歌、写真を20日必着にて募集しております!!
★エッセイ、絵手紙、短歌は、昨年の2倍の入賞者!!
副賞も、不二家ギフト券 10,000円、ふるさと小包 10,000円など豪華!!
来年、入賞作品の本を出版します!!

★エッセイ、絵てがみ、短歌は20日必着です。
 〒689-1211 鳥取市用瀬町別府33-3 流しびなの館 内 雛がたり実行委員会 まで
★写真は、3/3 PM3:00までに 
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