皆さま、ありがとうございました。
Rさんかるた、全投稿が終わりました。
毎日ご覧いただき
「いいね」などの評価をつけて下さった皆様に
感謝いたします。
ありがとうございます。
このブログが
このまま続くのか、また長い休眠に入ってしまうのかは
わかりませんが
いったん、皆様にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
★Rさんかるた★
あ行 『 あ 』 『 い 』 『 う 』 『 え 』 『 お 』
か行 『 か 』 『 き 』 『 く 』 『 け 』 『 こ 』
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は行 『 は 』 『 ひ 』 『 ふ 』 『 へ 』 『 ほ 』
ま行 『 ま 』 『 み 』 『 む 』 『 め 』 『 も 』
私がお風呂に入っていると
Rさんがやってきて戸を開け
「ママー。ママの好きな曲なにー？」
と聞くので
「えーと、〇〇〇〇かなぁ。」
適当に答えたら、不正解だったらしく
「えーっ ママの車にあるじゃん、ママの好きなあの曲。」
「どの曲？ ちょっと歌って見て？！」
「～～♪♪ ～～♪♪ ～～♪♪」
歌ってくれたんだけど、全く正解がつかめない。
「ごめん、もう一回歌ってくれる？」
「～～♪♪ ～～♪♪ ～～♪♪」
もう一度歌ってくれたけど、
滑舌の悪さと、音程が不安定すぎて
ヤバい、やっぱり何の歌だか
さっぱりわからない。
さすがに3回歌ってもらうのは失礼すぎるか。
・・・わかってる・・・わかってるよ・・・。
・・・歌い方がおもしろすぎたけど。
・・・ダメでしょ・・ 笑っちゃ・・・。
・・・いや、でも無理よ・・・
・・・あんな・・・おもしろす・・ぎ・・・
・・・ごめん・・ムリッ！・・・
我慢できずに大笑いしてしまった私をみて
Rさんは、一緒になって笑い出した。
それを見て、ますますこらえきれずに
爆笑してしまい、Rさんもさらに大声で笑っている。
結局なんの歌だったのかもわからないけれど
二人で腹筋がよじれるほど笑った。
Rさんが幼いころから
小さな笑いから火がついて
二人で笑い転げることが何度もあった。
一緒に笑い転げたあとは
Rさんとの、ゆるゆると何気ない日常が
あ～幸せだなぁと思えるのである。
ある話題で
「それウケるね。」「おもしろいわー。」と
家族で盛り上がって笑っていると
なぜか一番爆笑しているRさん。
話の内容など
さっぱり理解していないくせに
ものすごく笑っているRさん。
「あんた、ぜんぜんわかってないでしょ？」
と言ったけど、そんなの関係なく
ますます笑う彼をみて
笑いは伝染するものであって
内容など、どうでもいいのだと諭された。
わけもわからず大笑いをする
Rさんがおもしろすぎて
さらにみんなで大爆笑しました。
親戚の家に泊まりに行くことが決まった。
お泊り大好きRさん。
月曜日は朝から学校に行きたくないと
ダラダラぐずぐず
一向に用意をしないので
「今度の金曜日、お泊りに行くんでしょ？
学校休んだりしたら泊りに行けないよ。」
と私が言った瞬間、スッと起き上がり
とてもスピーディに動きだしたので
《しめしめ、今週はお泊り作戦がいろいろ使えそう》
と思っていると
「ママーっ！ 準備終わったよ。」
《えーっすごい！ いつもよりぜんぜん早いじゃん！！》
玄関から声がしたので
行ってみると
玄関の前にはリュックサックが置かれ
中に、パジャマや枕などが入っている。
なぜかカレールーも…！？
学校の準備じゃないんかーいっっっ！！！
そっちの準備はまだしなくていいからっ！！！
しかも今日のパジャマはどうするんだいっ！！！
それよりも学校にいく準備をしたまえっ！
まだ5日もあるのに
玄関には、すでにスタンバっているお泊り用品。
楽しみなのはわかるけど。。。
朝から突っ込みどころ満載のRさんなのでした。
自分の映っているものは
何度でも見たい。
その欲望は果てしない。
YouTubeが観れるようになるまでは
とにかく自分の映っているものを
毎日まいにち見ていた。
思えば、保育園の運動会や発表会。
あまりにも見過ぎたのと
雑に扱ってDVDが傷つき
何度も止まるようになってしまっている。
小学校の運動会や発表会は
今でも毎日見るので
Rさんは昨日の出来事のように語る。
こういうのって
たまに見て懐かしみたいのに
いつもいつも見せられると
全然ありがたくもないし
感動も薄れる。
それでも
「ママーっ見てみてーっ。」と
栄光の瞬間を
何度も見せたがるRさんなのである。
枝豆が好き。
あれば無限に食べる。
なのでRさんの目の前に置くと大変危険。
気づいたら
家族みんなの分を
ひとりで全部平らげている。
お弁当に
緑のもので困ったら
迷わず枝豆。
これが入っていれば
超ご満悦。
おかずが全部枝豆でも
絶対に文句は言わないであろう。
この間、学校の校外学習で川遊びをして
ドロドロになった靴を持って帰った。
3年生のころから、上靴は自分で洗うようにしている。
なので、汚れた靴も洗うようにと
お風呂場に置いておいた。
いつもは、めんどくさいから
なんだかんだと文句を言ってくるのに
この日はスムーズで
お風呂場からRさんが
「靴洗ったよーっ。」と叫んだので
「そこに置いといてー。あとは母さんがやるから。」
そういって私が脱水を掛けた。
Rさんがお風呂から上がり
次に私が入って
湯船に浸かろうと思ったら
うんっ？？？！
何かめっちゃ汚いんだけどっっっ！！！！！
湯船の底に土や葉っぱが沈んでいる…。
くーっ
やられたっっっ！！！
あいつ、湯船の中で靴を洗ったなっっっ！！！
でもなんで？？！
今までそんなことしたことなかったのに…。
っっっは！！？
いつもはバケツに入れて渡してたのに
今日はバケツに入れるの忘れてた！！
しまった！！
私が悪いのか…。。。
だから今日はご機嫌で
そういえば大きい声でなんか歌ってたな。。。
楽しそうに湯船で靴を洗いながら歌っている姿が目に浮かぶ。
私はこの日、新しい入浴剤を買っていて
入れるのを楽しみにしていたのに。
泣く泣くお湯を流して、シャワーで済ませました。
でもね…。
靴を洗うのはそこじゃないからね。
昔からダウン症は
頑固だと言われたけど
小さい頃はあまり感じていなかった。
が、、、
最近それをヒシヒシと感じている。
学校では
朝、昇降口の階段下で
座り込みを始め
兄の説得もむなしく
校長先生がご機嫌を取ってくれたり
それでもダメなら最後は抱えられて
教室に入ることも。
家では
気に入らないことがあると
寝そべって動かなくなる。
外出している時は
思うようにいかないと座り込んで
ガンとして動かなくなる。
ダウンさん特有の体の柔らかさで
ダラーっと寝そべったこの人を
起き上がらせて抱えるのが
非常にむずかしい。
こうやって訴えるのは
いろんなことがわかってきた証で
成長なんだと頭ではわかっているのだけど。
このスイッチをどうやったら
OFFにできるのか現在模索中である。
電話のマネがあまりにも上手い。
《知り合いバージョン》
「はい、もしもしーっ
…あっ、うん、かわってくれる？
…そうそう。へーっそうなんだ。
…あとでいくからねー。はーい、はーい、じゃあ、あとでねー。」
《仕事バージョン》
「はい、〇〇ですぅー。
…はい、はい、そうですねー。ハハハーッ
…はい、OKですぅー。
…はーい、はーい、どうも、しつれいしますー。」
離れたところでニセモノの携帯を持ちながら
話しているのが
本当に誰かと会話しているのかと思えるほど
いつもリアル。
優しく相手をしてくれる人がいるとき
私のそばには寄り付かない。
普段はあんなに
ママ、ママって言うくせに
完全に無視するのである。
極めつけの言葉。
「ママはこっちに来ないで。」
私への「好き」は
偽善なのかと思うほど
冷たい仕打ちを浴びせてくるのである。
Rさんはからあげが大好物。
からあげには目がない男である。
外食に出かけると
必ず、からあげ定食を注文。
これしか頼まない。
むしろこれがないお店は選ばない。
以前よく行っていたお店。
「まめまめ食堂」
Rさんお気に入りのお店。
彼はなぜか
「まめまめショック」と呼ぶ。
