にゃんと編み物

犬猫総勢10匹との出会いと暮らし+大好きな編み物

ボス犬パピさん

2019-06-14 18:55:00 | 
ん?パピさんどうしました?
 
…僕のこと忘れてない?
 
いえいえ、とんでもない!!
すぐ紹介しますね!
 
はい、パピヨン犬のパピさんです。
 
パピちゃんは17年前我が家にやってきました。
 
それはもうかわいらしい子犬ちゃんでした。
 
子犬だったパピちゃん、
すぐにチビとマックにもうちとけます。
 
特にチビとの初対面の時は印象的でした。
 
駆け寄って飛びつくパピにチビさんが、カプッと軽く首を噛み、コロンと倒しました。
 
それ以来二度とパピはチビには飛びつくことはありませんでした。
成犬になってもパピはチビに敬意を払っているようで、
年老いたチビがどんなにゆっくりごはんを食べていても、
それを横取りすることはありませんでした。
 
それどころか、他の犬や猫がチビの邪魔をしないようにフセをして見張っているような様子でした。
 
そんなパピさんは後輩たちには優しく、時には厳しく接します。
特にラブちゃんとは大の仲良し。
 
しかし、悲しいかな猫たちには上下関係は通じず…。
特にマツコさんは気性が激しいのでなるべく近づきません。
 
マツコさんをよけるパピ。
 
やっぱりマツコが最強です。
 
しょぼん…。
 
いえいえパピこそ我が家の犬猫の中ではボスですぞ!!
 
 
 

繁殖犬だったラブちゃん②

2019-06-14 06:30:00 | 
あの犬はどうしてるかな…。そろそろ赤ちゃん産まれてるんじゃない?
 
でもあの犬って言うのも変よね。
 
ラブちゃんっていうのよくない?愛に飢えてる感じがしたし…。
 
なんて会話をしていた私達でしたが、しばらくしてホームセンターの人たちや、トリマーさんからある話を聞くようになります。
 
どうもあのブリーダーさんの所からキャバリア犬が何度も脱走しているらしい。
一度保護した家の居心地がよほど良かったんだろう。
 
 
ラブちゃんは私達と一緒にいたかったんだと確信しました。
しかし、彼女は繁殖犬。
これから沢山の子犬たちを産んで、ブリーダーさんの生活を支えていくんだろう。
 
そう考えると引き取ることはできませんでした。
 
 
そんなこんなでさらに7年後。
 
母と私はそのブリーダーさんに道端でばったり会うことができました。
すぐにあの時の犬は元気ですか?と聞きました。すると、
 
そうそう、あの犬は歳をとって子供を産まなくなったんだよ。
良かったらあげるよ。
 
私達はその日のうちに、というかその足でラブちゃんを迎えに行きました。
 
ラブちゃんはずいぶん痩せていましたが、私達のことはやっぱり覚えていてくれたようでシッポを振って来てくれました。
 
ブリーダーさんの所から我が家への道すがらシッポを揺らし、母をちらちらと見ながら歩く様子は今でも忘れられません。
 
 
 
相変わらず仲良し。
 

繁殖犬だったラブちゃん①

2019-06-13 18:00:00 | 
 
 
キャバリア犬のラブちゃんです。
 
横顔は大変な美人さんですが、ひとたび食べ物を見るや…
 
 
こんな表情に笑
 
 
 
いつも陽気で食いしん坊のラブちゃんですが
 
私達と出会うまでには色んなことがありました。
 
 
 
 
きっかけは、17年前でした。
 
母が近くのホームセンターに行った時、1匹のキャバリア犬に出会いました。
 
迷い犬だな、と思った母はとりあえず自宅まで連れて行きました。
 
ひどい臭いがしたのでシャンプーをし、ごはんをあげると嬉しそうに食べていたそうです。
 
警察にも迷い犬の届け出をしました。
 
 
彼女はとても甘えん坊で母の行くところついて回りました。
 
トイレにもついてきた時には皆で笑ったっけ。
 
寝る時間になるとキュンキュン泣きだし、しまいには母がソファで一緒に寝ることになりました。
 
 
次の日、母が庭にあったベンチで彼女を抱っこして座っていると、1人の女性がやってきました。
 
彼女の飼い主さんでした。
 
飼い主さんは、話を聞くとブリーダーさんで、犬のお腹には赤ちゃんがいたところだったので助かったとお礼を言って彼女を連れて帰って行かれたそうです。
 
彼女はその間もじっと母を見つめていたそう。
 
帰宅した私と父は飼い主さんが見つかってよかったよかったと喜んでいましたが、母は別れる時のあの子の目がねーと言ってとても寂しがっていました。
 
 
続きます
 
 

チビとマック③

2019-06-13 11:50:00 | 
動物管理センターにチビたちが連れていかれて1週間がたちました。
 
庭で母と話をしていると、
 
なんとひょっこりチビが現れました。
 
はじめはチビそっくりの犬が現れたと思いました。
 
夢じゃないかとも思いました。
 
 
子犬と一緒にシッポをふりながら現れたチビ。
 
 
結局チビは管理センターには連れて行かれたわけではなかったのでした。
 
近所の人たちの話を総合すると、
 
あの日母が立ち去った後、近くの工事のお兄さんたちがチビと子犬を逃していたらしい。
(お兄さんたちも泣いていたとの話もありました)
 
チビはお兄さんたちにもとても懐いていたので逃したのだろうということでした。
 
 
 
そんなこんなで我が家の犬となったチビちゃん。
 
子犬のうち2匹は里親に出し残り1匹はうちで飼うことになりました。
 
その子犬がマックです。
 
 
チビとマックがうちの子になってから、犬や猫たちが我が家に舞い込むようになりました。
 
私達の犬猫ライフのきっかけになる2匹でした。
 
今の楽しい生活もチビとマックのおかげです。
 
 
7年前に天国に行ってしまった2匹ですが、今でも私達家族にとってはずっと大事な存在です。
 
晩年のチビさん↑
 
 
そしてマックくん↑他のわん達がじゃれるのを見ています。
 
 
 
 

チビとマック②

2019-06-13 06:55:00 | 
チビとマックとの出会いその②です。
 
 
その後しばらくしてチビちゃんは顔を出さなくなりました。
 
お産のために近くの山にこもっているようでした。
 
 
それから1か月後、コロコロした3匹のかわいい子犬を連れて我が家にやってきました。
 
犬たちを飼う気は全くなかった私達ですが、うちに子犬を連れて足しげく通ってくると、やっぱり情が湧いてきます。
 
外飼いでも良いから飼おうか、という話になっていた頃でした。
 
 
ある日出先から家に電話をすると、母から涙声でチビと子犬たちが保健所に連れて行かれたことを聞きました。
 
当時は保健所に連れていかれる=殺処分というイメージが強かったので、私は大泣きしながら帰宅しました。
 
ご近所迷惑だということで、チビと子犬を捕まえて動物管理センターに通報されたのでした。
 
母は木につながれたチビに泣きながらちくわをあげ、センターの方が来る前にその場を立ち去ったそうです。
 
 
それからしばらくは、あの時早く家に迎えていれば…
 
やっぱり引き取りに行こうか…
 
でも通報されて捕獲された犬はすぐに殺処分されるらしい(今思えば正確な情報ではないです)
 
という会話を繰り返すばかりでした。
 
 
つづきます
 
 
 
マツコさんももちろん生まれてなかったよねー。
 
相変わらず不機嫌そう…。