今日は懺悔というか、今までお知らせしていなかったことをお話したいと思います。
母がガンと診断されたのは一昨年の夏頃でした。
すぐに治療のために入院。抗がん剤治療を2週間おきに4回行いました。
そのため何度も入退院を繰り返したのですが、その間に我が家の犬猫ちゃん達の様子が変わっていきました。
いつも家にいて可愛がってくれた母が留守がちになり、父も私も仕事だったので昼間は人間は誰もいないという日が続きました。
みんな高齢で16歳〜17歳の子たち。
はじめに旅立ってしまったのがラブちゃんでした。
当時推定16歳。
母の入院後みるみる元気がなくなり、病院に連れて行くと腎不全で手の施しようがないと言われ、1週間後に逝ってしまいました。
ラブちゃんがいなくなってしまってショックを受けたのか、パピちゃんもその1ヶ月後に旅立ちました。18歳の誕生日前日の2020年7月16日でした。
そしてマツコさん。
マツコさんはネコエイズがあったので2階にいる他の猫とは離して犬たちのいる一階で生活していました。
持病があるので覚悟はしていたけれど、やはり仲良くしていたワン達がいなくなってしまったからか、病状がどんどん進んでいきました。
あんなにふくよかだったのにみるみる痩せてしまい、2020年9月27日、旅立ちました。
さらにヨークシャーテリアのPちゃん。
彼女も母にべったりの甘えん坊さんでした。
白内障がひどくほとんど見えない目で留守の母を探していたっけ。
2020年12月6日、天国へ。享年17歳。
こんなことがあるのか、と天に嘆きたい気持ちでした。
母が留守の間も父も私も精一杯彼らと接したつもりでしたが、彼らの寂しさを和らげることができませんでした。
あれから一年以上経ちました。
母は無事治療を終えてなんとか寛解というところまでくることができました。
あの子たちが、母を助けてくれた、そう今は思うことにしています。
今は皆少し離れた父の実家の山の麓に仲良く眠っています。
彼らとの毎日、本当に楽しかった。
本当に本当にありがとうと言いたい。
今いる7匹の猫たちと毎日を大切に生きていくことが彼らへの罪滅ぼしになるのかな、と思います。
長くて暗い話にお付き合いいただきありがとうございました。