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ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇『狐』 永井荷風

 永井荷風の『雨瀟瀟・雪解』(岩波文庫)
 この「他七篇」に『狐』が収録されている。

 幼児の頃の記憶を、三十歳の時の荷風が綴った文章である。
 これは、随分と昔に読んだものだけれど、荷風の沢山あるものの中でも大好きな作品のひとつだ。

 「本の紹介」という原稿を依頼されており、本来なら児童書だったんだろうと思うが、よくよく考えて『狐』にした。
 本日、深夜、入稿。
 やれやれ、である。

 結構、面白く楽しんで書けた。
 頭のなかでは出来ていたのだけれど、書いているうちに、ひらめいたことがあり、それは自分でも、「よくやった!」と思うアイディアだったぜぃ!!!

 『狐』は、現在『青空文庫』でも、読める。


 明日は、東京。
 台風が温帯低気圧になって、関東、東北にかけて、大雨、強風、だという。
 飛行機がとぶかなぁ〜。

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