お正月から始まった日経新聞の連載「私の履歴書」は伊藤忠商事会長CEOの藤岡正広さん。
毎日、令和版ドラマ「あかんたれ」のような展開を見せている。明日はどうなる?!と続きが楽しみ。
だいたいお偉い人々の出世譚は、環境の良い家族に生まれ、優秀で、人脈が派手、順風満帆!なお話も多いなか!
藤岡さんは、元旦の誌面からホームレスをうらやむほどのどん底を経験する。生い立ち編では、両親の夫婦喧嘩に耳を塞ぎ、病気を克服して伊藤忠入社後すぐに、なぜかお偉方に一発カマしたれと、大先輩の過去を穿り出して、総スカンをくらってし、人が一年で終わる事務仕事を3年も4年もすることになる。はやく営業に行きたいのに。
今日の誌面では、会社の暗黙のルールになじめず、頑固に正しい主張をしまくり周りから浮まくり、正しいことが罷り通らないことが受け入れられず、お先真っ暗と落ち込んだところ。
とにかく、わかりやすく悲惨な道(我が道!)を突き進んでいく藤岡さんに、感情移入させられる。
これ、ドラマになると思う。ドラマで観てみたい。
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