先日テレビを見ていたらロシアのプーチンの行動変容について、とあるお方が
「何故プーチンがこうも変わってしまったのか理解出来ない」
と言っていた。
確かに、一般人の論理思考ではウクライナに軍事侵攻するまでには至らないだろう
一つ指摘出来るとすれば、プーチンは一政治家ではなく、巨大国家を牛耳る独裁者だということだ
それも20年もの長きにわたってその座に君臨し、この先も居続けようとしている人物だ
そういう人間の行動について、世間一般の論理思考で行動を読み取ろうとしても、どだい無理な話なのだ
ではどうすれば理解出来るか
至極簡単な事だ
過去の独裁者の行動に照らし合わせてみればいい
例えばドイツのヒトラー
第一次大戦の賠償でどん底だった国力を回復し国民の支持を受けて全権を掌握すると、ヨーロッパ諸国へ戦線を拡大していった
日本で言えば豊臣秀吉なんかそう
天下統一して戦国時代を終わらせた、と思ったら各地の大名に朝鮮出兵を命じ、海外進出を計ろうとした
独裁者として権力を維持し続けるためには、国内の支持を集め続けなければいけない
そのためには、国力を上げ続ける必要がある
しかし国内で出来る事には限界があるから、それ以上を求めるには支配地域を広げる必要があるのだ
そう考えると、プーチンがウクライナを攻略しようとしても何の不思議もない
ただし、それは独裁者による独裁者のための論理思考で、世間からは理解不能な思考であるのだが
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