黒猫チャペルのつぶやき

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進級、立っておしっこ

2008年04月15日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 4月、進級の時期を迎えた。3歳児クラスちゅーりっぷ組となり、すっかりお兄さんぶってみるこの頃である。生活における一番の変化は、日中紙オムツをはくことが完全に無くなって、お兄さんパンツと称するトレーニングパンツを常用するようになった点である。父殿、母殿がこの点には無頓着であったので私はオムツ離れが遅かったのだが、この習慣を取るようになって、始めのうちはしばしば失敗してズボンまで濡らしてしまったりしたものの、ここにきてようやく排尿の感覚が身につき、「おしっこでる!」ときちんと知らせて自分でおしっこをする成功率はほぼ100パーセントとなっている。これまでは座ってしかできなかったおしっこを、大人のように立ってできるようになった点が大きいようだ。この技術をマスターすると、従来とは全く異なる自在な排泄ができて、トイレに行くこと自体が楽しくなるのである。

 保育園生活に関して続けると、朝出かける時の格好からして違う。新調の機関車トーマスの肩掛けバッグに、歯ブラシ、コップ、お口ふき、連絡帳を詰めて颯爽と出かける。これは決して父殿や母殿に持たせないのである。園に着いたら自分で靴とこのバッグを所定の位置にしまい、名札をつけてもらってお支度完了となる。同級のメンバーも皆見違えるほど大人びてきて、朝から盛んにおしゃべりを楽しみ、2歳たんぽぽさん、1歳ももさんとは違うところを見せつけている。そういえば仲良しの同級生Rちゃんの弟も今月から0歳つぼみさんクラスに入っているが、Rちゃんのお姉さんぶることといったら実に堂に入ったものである。

 お出かけするときベビーカーに乗ることももう無くなった。相当長い距離でも父殿母殿に遅れず歩いていけるし、乗り物の中ではいい子にして座っていられる。外で食事を取るときも一人前の顔をして自分でかなり上手に何でも食べる。ときによっては床に落ちたものまで拾って食ってしまうので父殿や母殿にしたら油断がならないらしいのだが、何たいていのものは消化してしまえる。毎日磨いている歯は呆れるほど丈夫で、父殿が固くて食べられないおせんべいだってバリバリと食べている。歩くのに疲れたら「だっこ~」とねだるのだが、近頃15キロを越えてきた私を抱っこして歩くのは父殿にももはや厳しい模様で、大半は肩車となる。私は高い目線の眺めを大いに楽しみ、あるいは父殿の髪をやたらに引っ張ったり後ろから目隠しをしてみたり戯れながら町歩きを楽しむ。

 自転車に乗ってのお出かけも好きである。父殿か母殿か、そのときの気分で乗りたいほうの後ろに乗っけていただき、どこにでも行く。一時間やそこら走ったってシートは実に快適で、疲れることはない。あまりに心地よくてそのまま眠ってしまったりするが、シートベルトをしっかりつけているのでずり落ちる心配はない。河原に出かけてボール投げを楽しんだり、鳩ぽっぽを追いかけたり、川に石を投げたりして遊び、ジュースを飲んだりおせんべいをかじったりして過ごすのが至福のときである。

 ところで、おしっこはうまくなったものの、うんちの方はまだうまくいかない。お兄さんパンツの中にもりもりと出してしまってから、「うんちでた~」と知らせるばかりである。早いところこちらもマスターして、名実ともにお兄さんになれますように、今の私の最大の目標である。


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