黒猫チャペルのつぶやき

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ばあばのうち

2008年03月05日 | みのりのつぶやき-バイク
 久しぶりに泊りがけで群馬の祖父母の家を訪ねた。何しろ群馬は寒い上、私は風邪を引いたり治ったりを繰り返し、父殿母殿は週末忙しい日々が続いていたので、ずいぶんご無沙汰になっていた。ようやく気温も和らいできて、この週末出かけることになり、私は前の日から
「明日ばあばのうち! うれしい! たのしみ~」と大はしゃぎ、当日になると電車のなかでも、見知らぬ人にまで
「ばあばのうちいくの! ばあばのうちいくの!」
と盛んに触れて回る盛り上がり様であった。

 話しかけられたご夫人が、
「そう、パパとばあばのうちいくんだ。よかったね。」
と応じてくれたのに、
「パパといくの! ママはエリミネーター!」
と元気に答えたのだが、これは相手には通じず首をひねらせるばかりであり、父殿もあえてご説明はなさらなかった。その通り、この度の群馬行きは、往路は私と父殿が電車、母殿は愛機にまたがっての初めての長距離ツーリングであり、復路は父殿と母殿が役割を入れ替えるという方法であった。中途、北本駅で(帰りは上尾駅で)電車組、バイク組落ち合って一緒に昼食を取り、またそれぞれに別れて旅を続けたのだが、往路の母殿は特に中間地点以降ずっと強烈な向かい風にさらされ続け、大層難儀な行程となったようである。出発して祖父母宅にたどりつくまで、あらまし8時間を要した。無論私と父殿は遥かに早く先着している。

 久方ぶりの祖父殿、祖母殿との邂逅であり、お二人とも目を細めて私にしたい放題をさせてくれる。日ごろは制限されるお菓子などの食べ物も好き勝手に食べ、父殿母殿も黙認の体。ボールで遊び、車のおもちゃを走らせ、大画面テレビに感じ入り、犬のチビとたわむれて半日大いに楽しんだ。夜は近くの温泉に出かけたっぷりお湯につかり、夕食は祖父殿の膝に抱かれて好きなものばかり片端から食べた。群馬の空は広く、よく晴れて一面に輝く星を眺められ、本当に充実した一日の締めくくりであった。北本駅で母殿を待つ間わずかに眠ったほかお昼寝をほとんどしなかったためもあり、お布団に入るとたちまち深く眠った。

 翌日は父殿が颯爽と?バイクで出発するのを見送り、母殿と電車で後を追う格好。電車の中でもよく眠り、上尾駅で降ろされてようやく目覚め、改札で待ち受ける父殿と落ち合ってお食事。また父殿がバイクで走り去るのを見送って、電車で一足早く帰宅となる。父殿は特に風で困ることもなかったようだが、東京近くなると結構道が混んだりしたようで、待ち時間等のぞいてもやはり6時間以上はかかったようである。ご両所とも大いにお疲れ様である。

 果たして一年後には、私もバイク組でこの行程を行くことになるものであろうか?


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1 コメント

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はじめまして・・・ (くまさん)
2008-04-04 11:44:38
ママさんカッコイイ~
それも一人で凄いですね
私には無理だぁ~

お子さんの「ママはエリミネーター」も
ナイスです。
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