黒猫チャペルのつぶやき

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せーかいはせーかい

2008年11月21日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 11月20日、4歳の誕生日を迎える。かねてから計画の通り、この日休みを取った父殿、母殿に東京ディズニーランドに連れて行っていただく。この数日、自分で「うんち!」と宣言してはトイレに座り、うまくいく都度「ディズニーランド行ける?行ける?」と繰り返し聞き、「せーかいはせーかい せーかいはおーなじ」と「小さな世界」のお歌を幾度と無く歌っていた私であった。朝6時に起こされると、普段の日のようにぐずることなくいそいそと朝食を取り、お着替えをしてもらったら、駅まで自分の足でしっかり歩いて電車に乗った。乗り換え、乗り換えて朝8時半の開場にかなり余裕持って到着、チケットを買って、平日とはいってもかなり長い列に並んで、わくわくしながら入場する。写真で見た通り色とりどり、おとぎばなしのようにきれいな魅惑あふれる景観と、実に気持ちのいいスタッフの皆様の笑顔に迎えられて早有頂天の私であった。電車が見える、あれにも乗ってみたい、船が見える、あれにも乗ってみたい、見るもの全てに魅了される。

 グーフィーのディナーショーのテーブルをまず予約し、それからさて、手始めに体験したのがスプラッシュマウンテンと称する急流すべりのアトラクションである。無論私はどういったものか知らず、ただその華やかな山の中に何か素晴らしいものがあるのだろうと父殿に手を引かれ、身長チェックをクリアーして中に入っていったのだが、入るなりまず長々と暗いトンネルを歩かされる。奥の船着場にたどり着き、小さな船に父殿の横に乗り込んだまでは良かったが、動き出すといきなり登っては急に落っことされることの繰り返しである。暗いトンネルの中には奇妙な化け物が次々と現れ、訳のわからぬことを話しかける。ついに長い坂をやけに登ったかと思うと、いきなり明るいところに出て、急降下とともに水しぶきを浴び、流石に面食らって大泣きしてしまった。ディズニーランドというところ、なかなか一筋縄ではいかぬと思い知らされる。

 蒸気船のマークトウェイン号は実に楽しく楽しめたが、その後のウェスタンリバー鉄道もまた、これは何事もないと気を抜いていたらいきなり暗いトンネルに入り、目の前に恐竜が現れたりする。「もう降りる~」とここでも泣きが入ってしまう。そこで今度は、かねてより待望の It's a small world へ。これは文句なしに素晴らしかった。外で並んでいるときから、「せーかいはせーかい」(世界は狭い、が正しいのだそうだが私はこう歌う)のお馴染みの曲とともに、からくり時計の人形たちの姿を大いに楽しみ、中に入ってからも、スプラッシュマウンテンと同じような船ではじめやや危ぶんだがこれは怖いところなどなく、最後まで一緒に歌いながら大いに楽しめた。

 お昼を食べ、午後はメリーゴーランドに乗ったり、「白雪姫」のアトラクションを見たり(だまされて入ったがこれも大いに怖かった)、またIt's a small world のからくり時計を見にいったりしてのんびりと過ごす。パレードのスティッチやチップとディールなどとも出会え、グーファーには抱っこしてもらったりして大いに気を良くし、夕刻に至る。予約していたテーブルはショーの演じられる舞台の左そでにあたり、臨場感たっぷりどころか本当に手を触れられるところでめまぐるしいショーを見物することができ、私ともあろうものがろくに食事にも手をつけず見入った。もっともこの日、ランドを歩きながらほとんどボックス一杯のポップコーンを一人で平らげたせいでもあるけれど。ショーが終わって、すっかり暗くなり、帰る道すがら「うんちでる!」この日の締めくくりのように、ディズニーランドのトイレに座りうんと大きなうんちをした。

 今日は元気に保育園に行って、いつもお姉さんぶっているRちゃんに、「みのりくん、4さいになった!」と誇らしく報告した。ところがむこうも負けてはおらず、「Rちゃんなんか、こんど5さいになるんだよ!」と切り返され、これには二の句が継げず、まだまだ敵わぬ、と嘆息した次第であった。

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