黒猫チャペルのつぶやき

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はじめての遠足

2008年06月17日 | みのりのつぶやき-成長の足跡
 先週の金曜日、保育園の3・4・5歳クラスそろって遠足に行った。私にとっては初めての遠足である。父殿母殿も揃ってご参加いただいた。もう一週間以上前からどれほど待ちに待ったことか。「来週遠足だよね」「バス乗って行くんだよね」「おいもほりするんだよね」とことあるごとに誰彼なしに話しかけ、ちょっといたずらが過ぎると「いい子にしてないと遠足行けないよ」と脅かされ、たちまちお利口さんに変ずるということを幾度繰り返したことか。待望のその日は、梅雨の谷間の絶好の好天となった。私の日ごろの心がけがいかにいいか、これで父殿母殿も見直したことであろう。

 父殿母殿二人して早起きして作っていただいたお弁当と水筒を持って集合、バスに乗り込む。お友達も続々やってくる。みんなハイテンションになっていて、あちこちで歓声、奇声が飛び交う。睡眠不足でグズグズいっているお友達もいるがご愛嬌といったところである。みんな揃って出発!隣の席のRちゃんとふざけあいながら車窓を眺め、きゃっきゃとはしゃいでいるうちにバスは高速道路に登っていく。みんなで「ともだち賛歌」の合唱。私の最近の一番のお気に入りの歌であり、無論そらでフルコーラス歌える。続いて一人一人にマイクを回されて自己紹介。「みのりです!」と気合たっぷりにご挨拶。それからE先生になぞなぞを出してもらい、競って「ハイ!ハイ!」と手を上げて答える。わかってもわからなくてもとにかく手を上げる。指されたら答えは父殿にそっと教えてもらう。二回も指されて元気に答えてご満悦であった。

 一時間ほどで埼玉県のむさしの村というテーマパークに到着。記念写真を撮ったら、みんなでぞろぞろ歩いて広い農園に赴き、じゃがいも掘り体験。一人ずつに割り当てられた広からぬスペースから、大きいの小さいのはあるが、後から後から次々じゃがいもが掘り出されるのに驚嘆する。もっとも私はうろちょろするばかりで、もっぱら父殿母殿の方が夢中になって掘っておられた状況であった。大きな袋にたっぷりと収穫を詰めて持ち帰らせていただく。

 園内の鉄道に乗ってまたひとしきり歓声をあげた後、芝生広場に移って待望のお弁当となる。鶏のから揚げ、玉子焼き、野菜の煮っころがしなどに、たっぷりのおにぎりを堪能、我が家のものだけで足りず隣のしんちゃんのデザートまで掠め取る食欲を発揮した。食べ終わって、広場の一隅で草を食べている私よりも大きい陸亀にちょっかいを出して遊んだ。
 
 その後は自由行動となり、園のあちこちを歩いた。ヤギ、うさぎ、孔雀、馬などに近づいて直接触れ合って遊べる。さらにシーソーやブランコ、すべり台などで年長のお友達と交じり合ってクタクタになるまで遊んだ。水筒のお茶はすっかり空になり、更にお水を買ってもらって飲まないと足りなかった。

 帰りのバスに乗り込むと、お友達は一人、また一人と心地よい眠りに入っていき、往路とは全く異なる静かなドライブとなる。私自身も無論例外でなく、父殿の膝の上で深い深い眠りに落ち、バスを降りてからも自分で歩けず抱っこでの帰宅となった。父殿にはお気の毒様である。

 じゃがいもは夕食でたっぷりのバターをつけておいしくいただいた。一月くらいは食いつなげそうな量がまだたっぷりある。


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