閉塞感

先月の後半に開催され、ずいぶん話題になった、

東京電力株式会社　第88回定時株主総会の議決通知が
届きました、

　＊老後の安定資産として、国債より配当利率がよく当時は国債より
　　安全な資産だと信じていました。

当然ですが見るも無残な状態です

株主総会で猪瀬東京都副知事が
やり玉に挙げていた、社員関連だけしか利用できない「東電病院」も
今日の報道によると売却が決まりました、
この件は氷山の一角とか？？
隠し通せると思う、会社の体質が醜い！

昨日は、福島第一4号機より核燃料を取り出す試験的作業が行われた
そうですが、この4号機は地震直後の爆発で燃料貯蔵プール周りが
破損しプール自体の強度に不安があることが報じられてます
残存の燃料棒　１５３５本
もし、このプールが崩壊することがあれば、冗談抜きに
北半球全てが汚染されるような事態になると聞いています、

昨日の取り出し作業を報道のヘリが空撮しているのを見ていると
決死の覚悟で防護服を着て作業をしている人たちには申し訳ないのですが
やはり、人類が好きなようにコントロールできないエネルギーは
ダメだ！　　と強く感じました　　

これらを廃炉にする工程は、今後　４０年以上かかるそうで
　＊当然ですがオヤジ亡き後世の話に・・・

ただしこれで終わりでなく、回収した使用済みや未使用の核燃料
は今後永久に未処理の危険物質、すなわち負の遺産として後世に引き継がれます
　＊現在の技術では処理は不可能、せいぜい地中深く閉じ込めるしか方法が
　　無い。

もし、何百年後この地球に人類が存在してたならば、未来の子孫たちは
きっと、２０世紀半ばから２１世紀前半の先祖たちは
なんと迷惑な遺産を置いて行った事かと、恨まれるでしょう。
　　＊但し、今回の事故を教訓として綺麗さっぱりと原子力から
　　　足を洗ったとしてですが、ズルズルと使っているようならば
　　　確実に人類は滅亡しているでしょう、


さて、わが懐具合の話で恐縮ですが、
いままでに、保有していた株で大損を度々しましたが、
今回の様に、後味の悪い結末は無かったな～

「ライブドアー」　堀江モンの粉飾決算で上場廃止！　　「紙くず」
　　　　　　　　○　今でも堀江モンの生き様は好きですが・・・
「日本航空」　放漫経営により破産企業に！　　　　　　　　「紙くず」
　　　　　　　　○　まさか破綻企業になるとは、でもスッキリ！


「東京電力」　安全神話の押売でリスク回避投資を無視！　　「紙くず・同然」
　　　　　　　　○　損は納得するのですが、この様な企業にした


諸悪の根源は？　
損以上の心のダメージを受けてます。

今日（金曜日）も、お江戸では、官邸周辺にて、原発反対の市民抗議行動が
あるのでしょうが、これだけの世間の声を無視し続ける政府、
“国民の為の政治”　が　空しく響きます。