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第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時より
②「やさしい心」
店をオープンさせた年のクリスマス、軒先にクリスマスライトの電球を飾っておいたところ、夜中に何者かに盗まれてしまいました。心無い大人の仕業です。子供たちは「ライトきれいだったのにね。」と残念がっていました。私も子供達の居場所にこのようなことが起きるとは、とてもショックでした。返して下さいと、貼り紙もしました。
そんなある日、当時4年生だったK君が、「これ、もう、うちでは使っていないから。」と、クリスマスライトを寄付してくれました。家で、母親に、ライトが盗まれたことを話したらしく、それならと、店に提供してくれたのです。4年生の男の子が、こういったことを家で話題にし、それに親が答えて、行動にうつしてくれるなんて、とてもうれしく思いました。
この他にも、近所の親子が、「ライトではないけれど。」と、クリスマスの飾りをたくさん持ってきてくれました。
子供達は、子供なりに、色々なことを考えています。人が困っていたら、助けてあげたいとか、力になりたいとか、純粋に思っています。お団子を買ってきて、差し入れしてくれたり、風邪をひいた時、お花をくれた子もいます。
子供達のやさしい心は昔も今も変わりはありません。もっともっと子供達の良い所に目を向けていきたいと思います。
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『目次〈予定含む〉
いらっしゃい(はじめに)
第一章 日記「駄菓子屋の天使達」平成十年~十七年時
第二章 目線「子どもは元気」平成十八年~十九年時
第三章 風流「十七文字の子ども達」平成十九年~二十年時
第四章 詩 「子どもの心」随時
第五章 つぶやき「たかさんの声」今
おまけ 子どものつぶやき
またね(おわりに)』
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