駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識した駄菓子屋24年の軌跡とだが活!新「だがるだじゃれ」駄菓子紹介R4/8開始~

落ち葉

2007年11月28日 | ブログ

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落ち葉サクッ  壊れないように  風が舞う        

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新緑の頃の葉は、踏んでもなかなか破れませんが、色づき、落ち葉となると、サクッサクッと、いとも簡単に砕けてしまいます。

出来るだけ踏まれないように、風が舞って、遠くへ遠くへ逃がしています。

時には、重なり合って、踏まれてもクッションのように跳ね返したり・・

元気な時は、大丈夫でも、少しため息つくような時は、過敏になったりするものです。

優しい風に吹かれて、踏まれないように、人目のつかないところで重なり合って、暖め合っているようです。

思い切って、サクッサクッと走り抜けた先には、また、新芽の春が待っています。


時には

2007年11月25日 | ブログ

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気付かない  心の幼さ  春遠く        

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子ども達の良い所を広く伝えて行きたいと思っていますが、もちろん良いことばかりあるわけではありません。

子ども達のテンションが上がる時期と言うのがあるので、その時は、いつもより、注意を払います。

個人面談・家庭訪問・毎期の試験終了後・春休みなど・・

なんらかのストレスがかかったり、開放されたり、進級・進学など環境が変わったり・・

このような時は、いつもより発散力が高まるようです。

少々はめ外し過ぎ気味な時は、近所に迷惑がかからないように声掛けをします。

大抵の子は、「すいません」とか、言われたことに対して素直に行動してくれます。

ところが、まれに逆ギレしたり、言われたことが理解出来ないタイプの子がいます。

10年間やっていて、そのうちのほんの数人ですが・・

相手を思いやることになかなか気付かない子がいます。

だいたい、小学校高学年くらいになると、言われたことに対して、「あっ!迷惑かけているんだな」と、理解出来るのですが、中学生になっても、それを受け入れられないタイプ、受け流すタイプに出会うことがあります

なぜ、自分が注意されているのか判らない、判ろうとしない・・自己中心的な子は、自分で気付くまで、変わらないので、ひたすら待つしかありません。これは、めったに人に叱られた経験が少ないからだと思われます。

注意されても耳に入らないタイプの子・・こちらは、日々、叱られることが多く、叱られ慣れてしまっているのだと思います。

みんなが楽しく過ごせるように、みんなが協力してくれるように、「しつけ」も大切にしています。


味方

2007年11月22日 | ブログ

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澄んだ空  見方を変えれば  良い味方        

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冷え込めば冷え込むほど、空が青く青く澄んでいくような気がします。

この間まで、「あいつは・・」なんて言っていた友達を連れて、今度はその子に悩みを相談しています。

あんなに嫌っていたのに、良い所が判ったのでしょう・・

子ども達にはふとした瞬間というのが合って、「フッ」と許せて、認め合い仲良くなるようです。

まだまだ心が柔軟なようで、色々な角度から見ることが出来るのでしょう。

特に悩んでいたり困っていたりする時は、限りなく澄んだ冬の空のように無心にすると、本当の味方が現れるのかもしれません。

昨日の敵は今日の友・・?


風にも負けず

2007年11月18日 | ブログ

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木枯らし(かぜ)にも負けず  

笑顔の裏に  強さあり        

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一見、ちょっかいを出す人間の方が強くて、ちょっかいを出される人の方が弱いような気がしますが・・

意外とそういうわけでも無いようです。

いつもニコニコ明るい子が、からかわれたりするので、時おり

「大丈夫?」と、声をかけたりします。

「うん!平気だよ!護身術覚えたし・・」

なるほど、冷たい風が吹けば吹くほど、芯をしっかりと暖め、強くなっているんだなぁ・・と感心します。

友人関係だけでなく、兄弟や家庭の問題で、辛い時期を迎えている子も少なくありません。

でも、木枯らしにも負けず、逆境の中、立ち向かう強さの輝きが、何倍もの笑顔になって、「何か」を吹き飛ばしています。


上下関係

2007年11月15日 | ブログ

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1学年(ひとつ)より  

2学年(ふたつ)が許せる  上下事情        

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小学校のうちは、異年齢でもあまり関係なく遊んでいますが、中学生になると、とたんに先輩後輩という上下関係が厳しくなります。

特に1学年の差と言うものが大きくなります。

たったひとつしか違わないと言うことが、ライバル心を沸かせるのでしょうか?なぜか、気に入らないようです。

先輩は先輩で、目を光らせ、後輩は後輩で、先輩の目を気にしているようです。

ところが、不思議なことに2学年の差となると、お互いに少し心が緩むようです。

1年生に少々生意気な口を聞かれても3年生は、2年生ほど、むかつかないようです。

2学年差があると、「しょうがないな・・まだ、判ってないな・・」ぐらいで許せるようです。

下は下で、2つ上の怖さがまだ判らないのかもしれません。

何にせよ、社会・大人への第一歩は、この上下関係を知ることから始めるのでしょう・・

誰が教えているわけでもなく、引き継がれているようなこの習性が、なんだか不思議です。


兄弟姉妹

2007年11月11日 | ブログ

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兄ジャンバー  さらに優しく  手をつなぐ        

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兄弟姉妹、家では喧嘩ばかり・・

と、良く耳にしますが、意外と外では仲良くしています。

特に、お兄ちゃんお姉ちゃんは、面倒見が良く、兄弟姉妹だけだと自分がしっかりしなければいけないという意識が働くようで、口では、ブツブツ言いながらも、しっかりと下の子のお世話をしています。

年が少し離れていると、愛おしさも感じるようで、弟が寒そうにしているのを見て、お兄ちゃんが自分のジャンバーを着せていました。

お兄ちゃんの暖かさが大きくて、まるで、ジャンバーが歩いているようです。

そんなぎこちない歩みを守るかのように、しっかりと手をつないで、家に帰っていきました。

とかく、下の子が生まれると言う時期は、上の子は少々ナーバスになり、いつもと違う行動が見られたりします。

でも、生まれた後は、やっぱり兄弟姉妹、かわいいのでしょう・・

お兄ちゃん、お姉ちゃんの自覚が芽生えるのでしょう・・

下の子をとってもかわいがります。

そして、下の子も「お兄ちゃんにおみやげ・・」「お姉ちゃんに何か買っていってあげよう・・」などと、ちゃんと感謝しているようです。


冒険

2007年11月08日 | ブログ

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下校時も  魔法の杖で  冒険中        

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今の子は、夢が無い、遊ばないだの言われがちですが・・

中学生でもしっかり遊び心を持っています。

とある日、下校中の集団を見かけたので、しばし見ていると、どこで手に入れたか魔法?の杖を分かれ道ごとに倒しているではありませんか・・

よくやったよな・・

枝が倒れた方に進まなくてはいけないという冒険あそび。

「ヤッベー・・こっちに倒れたよ・・」

ゾロゾロ・・

「反対方向じゃん!」

ゾロゾロ・・

おいおい!また、学校に戻るのかい?

中3だったよね・・

こんなことしていていいの?

なんて思いながらも、5・6人で楽しく魔法の杖に導かれている様子は、ほのぼのとしていて、なんだかホッとしました。

子ども達は、毎日毎日、大冒険中です。


2007年11月03日 | ブログ

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つかの間の  晴れ間眩しく  夢語る        

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10年目を迎えている「たかさんち」では、『今』だけでなく、『過去』も蓄積され、『未来』にも繋がっています。

梅雨の頃、2,3年ぶりに顔を出してくれた子が、すっかり青年になっていました。

とても忙しく、久しぶりに足を運んでくれました。

ここに来てくれていた頃から、熱中していたものがあり、毎日、その練習で大変そうでした。

もちろん、今でもそれを続けていて、特待生になる試験があり、難関をパスしたとのことで、報告も兼ねて、まだまだ永遠に続くレッスンの合間をぬって来てくれました。

同年代の子とは少し違った雰囲気を持っていて、まっすぐな目は世界を見つめています。

小さい頃からの夢を追って、たどり着くのは、とてもまれなこと。

これから先は、もっともっと大変だけど、やりがいがあると笑顔で語ってくれました。

つかの間の休息になってくれたのでしょうか・・

梅雨の空が少し明るくなって、店内に光が射してきました。

たくさんの子ども達の夢がたくさん叶いますように・

毎日、毎日、楽しみにしています。