おかげさまで、死にかけた父の体調も安定してきまして、
先週、母の施設へ面会に連れて行きました。
父と顔を合わせるのは久々だったから、母はとても喜びました。
「ああ、助かって良かった、良かった♪」 と・・・
でも、喜んだのはわずか数秒で、次の瞬間・・・・
父は何度も何度も頷いて泣いてました。
・・・いくつになっても、妻の一言は刺さるようです。(^^;)
これでしばらく、大人しくしててくれるかな。
その後、近くの公園で開花している古代の蓮(大賀ハス)を見に
娘と私で母を連れて行きました。
父は家でお留守番。(さすがにまだ散策は無理なので)
世界最古の花と言われる、子どもの背丈ほどもある大きくて美しい蓮です。
花も子どもの顔くらいデカいです。(^^;)
1951年に大賀博士が、2000年以上前の古代ハスの種の開花を成功させて、
千葉から各地に広がりました。
毎年この時期、地元の公園できれいに咲くのですが、
昨年、母に見せてあげたら大喜びで、今年も池の周りを車いすで散策しました。
途中、雨がパラパラと降りだして慌てましたが、
ずっと施設にいる母にとっては雨に降られることも新鮮な出来事だったようで、
子どものように喜んで歌っていました。
・・・認知症になり、元からの攻撃力がますますUPした母ですが、
父が病気になってから、少し大人しくなり、
子どもに帰っている時間が増えたような気がします。
穏やかになってくれてホッとするような、胸が痛いような・・・
記事を読んで下さってありがとうございます。
来年は父も連れて、みんなで蓮を見に行こう。
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