横取り工法

Ｆ市にある橋は、数年前より橋の架け替えが行われている。
この工法が「横取り工法」で、古い橋の横に新しい橋を作り、新しい橋が使えるようになってから古い橋を壊す。
ここで終わりではなく、新しい橋の横に、もう一つ新しい橋を作り最後に二つの橋をドッキング。
今、その二つの橋が一つになろうとしている。
つまり、橋の幅は倍になるというわけ。

簡単に言えばそんな感じ。
ジャッキで車を持ち上げタイヤを交換するイメージで想像して下さい。
橋全体を持ち上げ、横に移動するという大事業。
たまに通りかかり見るけれど、ちょっとスゴイ！

ネーミングも面白い。
「横取り工法」なんてね。
二つの橋がくっついた後、さらに工事が進められ、多分春頃には完成なのかな。
長い工事期間の間、橋は通行止めになることなく、普通に通れた。
少しずつ、橋が完成していく姿を見ることができた近所の人、きっと楽しみだったでしょうね。

もう一息、もう一息。
何かが時間をかけて出来上がっていく姿って、いいなぁ。