満開まではあと少し。
場所取りの
ブルーシートが敷かれる前にと
気が逸ります。
今日こそは
この前に見た
あの飛行機雲を
撮影しようと
待機です！
宇品の海辺の猫たちを可愛がる
おじさんたちも
夕陽と、ともに
じゃーまたね～と
猫に別れを告げるのです。
そしてリベンジのとき！と
意気込むが
この前に見たような
飛行機雲は見えません
あ～また肩すかし！
流星のように見えますか？
いえいえそれは
小さな小さな飛行機雲
なんですよ。
残念！またリベンジです。
今日は一緒に遊べないよ！と
話しかけ
歩道の横に腰をかけ
夕陽を待つ
気がつくと
茶トラが
あの～横にすわってもいいですか～？
と話しかけながら
腰掛ける。
今日はダメ！と
話しても
少しだけ と
いいながら近づくミーチャン
そこはダメ！と
話しても
みんなはどいてくれません！
そして結局
また今日も
君たちが主役になってしまうのか…と
このあと大失敗！
猫の写真に夢中になりすぎて
上空に長く大きくできた
きれいな飛行機雲を撮り逃す！ザンネンでした。
晴れた朝
スズメの学校はいつもの朝を迎えます。
ビルの隙間から朝陽が顔を覗かせて
スズメたちが咲き始めの桜と共に照らされます。
先生の
朝もいつものように始まります。
でも、なぜかスズメの数が少ないような気がします。
この時期は子育てが始まるからねと
先生が教えてくれます。
先生の指先で
他のスズメが食べにくるのを
追い払うスズメがいます。
先生は、この子は「がんぼたれ」じゃけ～ね～と
教えてくれます。
がんぼたれ？広島弁でやんちゃな子、暴れん坊な子と言う意味で
産まれて間がない頃から先生が育てたスズメだそうです。
食べたりない
スズメたちは咲き始めの桜の枝にとまって
じっと！先生の指をみつめます！
中には桜の花を食べる子もいるのです。
この位置が先生が
一番お気に入りの場所で
満開が楽しみなんよと話してくれます。
スズメの学校の
暖かい一日が、このあとも
お昼頃まで続きます。
公園の大木も朝陽に染まる朝があるのです。
中央公園の真ん中にある
一本の大木
クスノキ
戦後、市の象徴として
「市の花はキョウチクトウ」「市の木はクスノキ」と制定され
この公園のシンボルとして植えられたそうです。