天気が芳しくないのはご容赦下さいませ
倉橋島での撮影を終え
ダラダラと車を走らせていると
偶然見つけた標識に誘われ
辿り着いた「石積みの段々畑」の眺めです。
広島県の最南端の有人島 「鹿島」かしま
島のみなさんは、とても穏和な方々で
気さくにお話を聞かせてくださいます。
かつては ここからの眺めも
「だんだんばたけのピラミッド」や
「耕して天にいたる・・」という言葉で称された段々畑の眺めだったのでしょうが
今では、後継者不足のため山頂付近の段々は、もとの山姿に戻ろうとしています。
崩れかけた急斜面を
私が汗だくで登った場所の草むらから
「よ~登りんさったの~」
80歳を越える お婆ちゃんが
労いの声を掛けて下さり
さらに一時間
よもやま話を聞かせてくれました。