米国が舵取りを主導していたWTOの新多角的貿易交渉(ドーハラウンド)は、
中国やインドなど先進国と対立し、
長期停滞し、進展の兆しが見えない。
そこで、米国は成長するアジア経済を取り込むために、TPPに交渉をシフトさせた。
TPPには、米国の邪魔者の中国やインドは存在しない。
日本は、ドーハラウンドの時から米国と足並みをそろえてきた。
また、TPPには、参加表明を2011年11月現在、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリ、米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの9カ国が交渉に参加し、日本、カナダ、メキシコが相次いで交渉参加を表明している。
このように、ますます参加国が多くなることにより、その影響力が大きくなる。
このチャンスを逃がしてしまうと、日本の大きな機会損失につながり、ひいては、経済成長の衰退を招く恐れがあるように思う。
また、日本は、「ASEAN+6」の広域貿易圏の構築でも一致している。
ASEAN+6とは、ASEAN(ブルネイ、インドネシア、カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー)に日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドを加えたも国々である。
つまり、ASEAN+6には、米国が入らない代わりに、中国、インドが加わる。
日本は、早期交渉につくことで、米国が参加するTPP、中国、インドの参加するASEAN+6のなかで、大きな発言権を得られることは間違いないだろう。
当初は、日本が開国をするにあたり、日本と貿易をしたい2国間でのFTAで進めてはどうかと思っていたが、
それでは、日本は仲間外れになり、取り残されてしまうのかもしれない。
守るべき日本の農業、その問題はTPPを推進していくにしても改革が必要とされるが、
TPPを推し進めることによって、打撃を受けることは違いない。
ただ、TPPやASEAN+6などを推進しても日本の農業を守る術はないのだろうか?
日本の開国の問題は今に始まったことではないが、
まだまだ終わりが見えない。
更に、勉強していきたいと思う。
上記の私の見解等、不適切な表現や虚偽があれば訂正します。
中国やインドなど先進国と対立し、
長期停滞し、進展の兆しが見えない。
そこで、米国は成長するアジア経済を取り込むために、TPPに交渉をシフトさせた。
TPPには、米国の邪魔者の中国やインドは存在しない。
日本は、ドーハラウンドの時から米国と足並みをそろえてきた。
また、TPPには、参加表明を2011年11月現在、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイ、チリ、米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの9カ国が交渉に参加し、日本、カナダ、メキシコが相次いで交渉参加を表明している。
このように、ますます参加国が多くなることにより、その影響力が大きくなる。
このチャンスを逃がしてしまうと、日本の大きな機会損失につながり、ひいては、経済成長の衰退を招く恐れがあるように思う。
また、日本は、「ASEAN+6」の広域貿易圏の構築でも一致している。
ASEAN+6とは、ASEAN(ブルネイ、インドネシア、カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、ベトナム、ミャンマー)に日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドを加えたも国々である。
つまり、ASEAN+6には、米国が入らない代わりに、中国、インドが加わる。
日本は、早期交渉につくことで、米国が参加するTPP、中国、インドの参加するASEAN+6のなかで、大きな発言権を得られることは間違いないだろう。
当初は、日本が開国をするにあたり、日本と貿易をしたい2国間でのFTAで進めてはどうかと思っていたが、
それでは、日本は仲間外れになり、取り残されてしまうのかもしれない。
守るべき日本の農業、その問題はTPPを推進していくにしても改革が必要とされるが、
TPPを推し進めることによって、打撃を受けることは違いない。
ただ、TPPやASEAN+6などを推進しても日本の農業を守る術はないのだろうか?
日本の開国の問題は今に始まったことではないが、
まだまだ終わりが見えない。
更に、勉強していきたいと思う。
上記の私の見解等、不適切な表現や虚偽があれば訂正します。