磔の人

磔の人です

いつだったか死にそうな業者から買いました

まだ死んでませんけどお年寄り業者です

板の高さ70CMくらいでしょうかね
ヤレた感じがお好みでございました


骨董屋さんのお話ばかり書いておりまして
いつかバレて痛い目を見るのではないかと思いますけど

別にいいけどさ、

中学生の頃から古いものを始めてキャリアはあるけど
たいした物は持ってないガラクタ集めのおじさんの言う事なんか
全然説得力ないしね、

私の持ってるものを誉めてくれる方が何人かいらっしゃって、
その内その１人が俺も骨董市に連れてってくれと頼まれ
一緒に行く事になりました、

何度か行く度に知識も値段も覚えたようで
だんだん生意気な態度で業者と接し
私のツレだと言う事もあり業者から嫌なことも言われました

そうなるとめんどくさい、
イヤなら売らなきゃいいだけで
私は関係ないから適当にあしらってくれと言いました、

いまだにちょいちょい骨董市に行くようだけど
間違った知識をもって私にひけらかしたりしております、

基本的に朝出掛け朝帰ってくると言う
早朝散歩みたいなもんで、

その楽しい時間に偉そうな事を言われると腹立たしい、
なので連れてってと言われると少し躊躇する今日この頃

エッソと奢り

エッソの僕ちゃんです　
電気を入れると光ります　無駄ですね

省エネなんて懐かしい言葉のリバイバル


お話、とある骨董業者のお話ですが、
この方少しお年を召していらっしゃいまして特殊の物を扱う方、
まぁるくて　光ってたりくすんでたり
穴があいてる物もあったりしますが　

何しろ声が大きくどうでもいい話でも声がでかい、
内緒話は出来ない体質だと思われますが、
私は話をしたことがありません、

持ってるものが私の興味をそそらない物ばかりなので仕方なし
声と口調で他の業者にも威圧的に聞こえるらしく嫌がる方もいるようで

ある骨董市でその業者が仲間業者から物を仕入れる光景

いくらで売ってくれるのっ、

値段つけてください、

今売れねぇからなぁ～壱万円くらいでどおょ

置いて帰ってください

いやいや今売れないのよ、もう少し出すから・・・・

もう話にならないから置いてください、

じゃぁいくらならいいのよん

だから 売らないって言ったんだよ置いて帰れよタコ

口調は逆転、いくら安く仕入れたいとは言っても
相場ってもんがあるしその品物に対しては
自分の方が知識があると奢る年寄り、

奢ると言うかだまくらかして
安く買ってやれとの気持ち見え見え、


シュンとして自分の場所に戻り反省のフリ
業者間であっても舐めた口を聞いてはいけませんの巻き


骨董市の人間観察でございました

モックとビッケ

モックとビッケです
小さい時によく見てたアニメ

こういうものが出てくると無理しても買ってしまう
そういう悪い癖

いいじゃないですか　小銭で買えるくらいなら
奥さんだって良いって言うにきまってる　決まってない

そう　決まってません　すみません




骨董市には会主と言う方がおりまして
神社やお寺や会場の色々を取り仕切りますが　

なにしろ業者の数が多い場合はあがりがすごい額になりまして
会場との取り分に違いはあるが収入としてはかなりの額です

ある骨董市の　その会主の下には何人も役員さん　
場所割りや駐車場のアレコレをやってます　がしかし

何年か前に会主が亡くなり混迷混乱
次の会主を決めるのか会主の奥さんが新たに会主をやるのか
結局奥さんが出ばって来ました　

そこから役員派閥が奥さんを抱き込み計画
他の派閥が奥さん追放計画　親切や優しさに名を借りた思惑と欲と派閥闘争です、

当然何もわからない奥さんは言われるがままに
役員を解任してみたり新しい人を役員にしてみたり

取り敢えず奥さんが代表として毎月の骨董市が開催されて
今は昔と違う方が役員となってます　

今は初だしの静かな方が役員で淡々とこなしているような感じ、
これからも何があるかわからない　　

不満たらたらの元役員から愚痴を聞かされてもねぇ
役員特権で色々優遇されていた事もなくなったみたいですし

この奥さん旦那さんの後を引き継いで
あと２つ会主をしている骨董市がありますが
そちらも役員を入れ替えたりしながら開催してます

いつどうなるかわかりません　
会主と言う利権のような蜜に群がる大小変な形の昆虫の様です、
私はただのお客様、

ガラクタ漁りも長年続けていると色んな声が聞こえてくる　　
ただのお客なのにさぁ～

メパチ子 サザエ

今日ですけど雨で動きがとりず
道具屋さんの倉庫のお片付けにいってまいりました　

　
前からお片付けにうかがいますねぇ～と言っていた方の倉庫
これで３回目、古道具屋さんですが他にも面白い仕事をされてる方

駐車場にも物が溢れ一見ごみ屋敷ですが私には面白いものばかり

どんどん溜まっていくゴミ　否荷物

雨の中テントを張りながら濡れながら拾ていくものは面白い


解体工事で最初に漁る感覚に似た感じ


大雑把な物から繊細な小物まで　物を知っていないと見逃す

戦利品はこちら


まだまだたくさん安値で譲ってもらってきましたけど
今日はこのくらいで


メパチ子ですね　シリーズでもう１０体くらいになりました



サザエですけど　顔がちょっとおしとやかです　
　


使用不可のトランシーバ

千鳥 お話

千鳥です　かわいいですねぇ～

千鳥クラブという謎めいた組織もあると聞きます

入りませんよ　誘わないでください

骨董屋さんのお話
家の解体や片づけなども請け負うわが社なので近所の骨董屋さんを呼んだ時の話

旦那が骨董屋で奥さんは有名デザイナーのお針子さん
高価な洋服を何人かのお針子さんと一緒に自宅で作ってます、

奥さんもたまに市についてきて気分転換着物を少し持ってきますが
遊んでるようなもんで

旦那は自宅の庭にキャノピーを張りその中で作業疎外感丸出しです
しかし好きなことを商売にしている充実感は見てとれます、

ある日わが社で解体工事の現場に
そのおじさんの好きそうな品物がたくさんあり、
来てみる？と電話しました待ってましたとばかりに喜び勇んで現場の府中まで

解体業者にしたら残置物としてごみ扱い
しかしながら古道具を知ってる方々から見たら拾える物があって楽しいと、
一番最初に探るのは私ですけどねぇ

そのおじさんはアレもコレもと車に積み込みみるみる一杯にもう積込できないくらい、　

そして中二階から階段を降りるときに踏み外し強かに床に頭を、ゴィン　
顔をあげたおじさんは血だらけ、

いやぁぁ～いて～な～ ～もう１回来ていい？
私は血だらけの顔にビビりましてタオルを渡し帰んなさいよ と　
しかしまた来ましてロングのワンボックス一杯にがらくたを積んで帰りました　
頭を切ると血がたくさん出てちょっとビビるね

その話を仲間の業者に私が耳打ち　
たちまち　おじさん業者のちょっとした武勇伝になりました