24時間前にテレビを楽しみにしていた。
「JIN-仁」という完結を見るために。
ここ最近ここまで見入ってしまうドラマは少なかった。
ストーリーの結末も凄く気になったが、最終回の中には激動の幕末時代の狭間に落とされた南方仁が結局は現世に戻った時にその名前すら記憶から消え、龍馬との写真にも写っていない過去の物にすらなってなかった中で、幕末の動乱に落とされた中、必死に人の為、その時の仲間の為に尽くす生き様が妙に心に残りました。現世に戻り、ただただ咲さん(綾瀬はるかさん)の事を案じながら常に人に優しさと希望を与えた南方仁役の大沢たかおさんの演技力も魅力の1つでもありました。仁友堂と医学館が最後に共に傷ついた兵を助けるシーン、捨てる命と分かっていても必死に諦めずに救うシーンは感動でもありました。命を捨てる当時に命の大切さ、生き抜くことを描いたところも心に残りました。
漢字の「仁」とは他人に対する優しさも表すことと書いてあります。
名前の「仁」はこの意味も含まれているのでしょうか。僕は原作を見てないのでこれから時間があれば原作も見てみたくなりました。
時代を経て自分が戻る事を優先するより、その時代の人の為に尽くす仁力いや尽力は自分にないものだから凄く感動したのかな。
ストーリーは元より出演された役者さんの魂がこもった名作でもありました。
内野さんの龍馬は堂々とし味のある龍馬でもありました。そして中谷美紀さんの野風さんはピン!と筋がある上手い演技でもありました。主役、脇役の隔たりを超え、1つの時代を作ったような力作でした。これから仁がもう見れなくなるというとやや寂しくなるでありんす・・・・・
この1つの人生劇、時代劇を見て思ったこと・・・・
もし龍馬が生きていた頃、龍馬が今の平成にタイムスリップしたら逆にどんな行動をしたのかなって思ってしまう。
燃えるように、時代を動かした龍馬、もしこの世にタイムスリップしたらその情熱は燃えているままだったのだろうか、それとも今の時代の風潮の下で消されていたのかなって変な考えを抱いてしまった。
でも幕末でも平成にしろ人生の中で1つ熱くなれるものが見つかることが生きる上で大切なものの1つだなってふと思った。
週末の楽しみが減ってしまったが、またこういった心に届くドラマがまた見てみたいな。
最後に仁のサントラを・・・
希望と躍動がこみ上げてくるこの曲も仁の魅力の1つでもありました。
[JIN -仁- サントラ] main theme
そしてまた24時間近くになり最終回の番組が
刑事物ですがハンチョウ4神南署安積班もこの日が最後だ。
先週ハンチョウが打たれ生死が気になったが、事件は警察の隠蔽というシナリオまで進み無事犯人も確保。ハンチョウ役の佐々木蔵之介さんの熱い演技も好きで医龍1・2・3の時でも好きな俳優でした。今の時代、熱くなれるドラマって少ないもんな~。
でもハンチョウ5楽しみに待ってます。
ちょっとしたテレビネタでした・・・・