散歩の途中 〜大ちゃんと私

お花と風景と ちょっぴり幸せな事をさがす、
私さんのお話

お元気ですか?

2022年01月05日 | 日記



また一年が始まりました。

お元気ですか?

お手紙書くたびに月日が過ぎていますね。

私は元気です。

それなりにお正月を過ごしました。

食べすぎ?飲み過ぎ?大丈夫ですか?

笑い過ぎて〜疲れていませんか?

まさか泣いたりしてませんよね!

笑うとねっ!

あら不思議〜楽しくなっちゃう。

ふふふアハハハ〜ほらねっ!


さあ〜今年は何をしますか?

私は取りあえず朝焼けの富士山を見ました。




去年は色々なことがありました。

でも…

おかげさまで無事に一年を終えることができました。

泣いたり笑ったり…しました。

今年は…

もう少し笑ったりが多いいと思います。




今年もよろしくお願い致します。

皆様にとって良い年であります様に…
お祈りいたします。



今年こそは、ALSの夫殿と過ごした記録を残したいと思います。
重い話もあるかもですが、自分の心のまま書きますので〜
お付き合いをよろしくお願い致します。



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その時から〜338日

2021年12月23日 | 写真詩
「あなたがいないと生きていけない」 

そう言ってから338日が過ぎた。 

春には、庭に花を植えて、カワイイって思った。



 夏には、雑草を抜く毎日で汗をかいた、いっぱい汗をかいた。

 秋には、モミジの紅葉を見て、美しい〜って思った。




冬になって 雪が降った真っ白な山を見てキレイだあ〜って見惚れてた。 





あれから338日が過ぎて 

わたしは、 

まだ 生きている。





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後悔って?

2021年06月22日 | 日記



心穏やかになる景色がそこにあって

大きな空を見上げれば

そこには、やさしい自分がいたりする。

いつもいつでもやさしい自分でありたい

って思う。

いい人間になりたい

って思う。

なぜに、なんで、あの日、あの時、たったひと言

言えなかったんだろう。

やさしい人間ならば、きっと言えたんだ!

あなたの頭をそっと撫でながら

ずっとそばにいるからね…





こんなきれいな夕日を見ながら

思うんだ。

やさしい人でありたい

って!

心穏やかに生きていたい

って!



…つづく…




夫殿の病気の事が、なかなか書けないでいるのです。
難病で苦しむ人と、介護する人間の思いのすれ違いを
今しか残せないのに、、、かけない
この思いが薄れる事なく続く今こそ、勇気を持って残したい!
それが、自分の苦しみにならないうちに…応援のひと押しをよろしくお願い致します。
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父のこと〜今さらだけどわかる事!

2021年06月04日 | 日記



ふっと!思い出した昔の事!
最近の事はすぐに忘れるのに、昔のことは、リアルに覚えたりして…これも歳のせいか?(笑)
昔を懐かしむようになったら、今で言う「ヤバいんじゃ?」
何だか、何十年も昔の会話の、ひとつ、ひと言、顔、仕草、、、すべてビデオの映像のように出てくる。

これって、きっと、忘れられない出来事だったのだろう〜忘れちゃいけない事?
そして、その忘れられない時のことが、今もずっと引きずっているのだろうか?…

なんで今日突然思い出したかわからないけれど…
夫殿のことならともかく、何十年も前に亡くなった、自分の父親のことが急に思い出された。





何十年も前の事って思ってたけれど、今調べてみたら、平成18年はたった15年前だった!
最近は、年号が絡んでわからなくなる時がある。
でも、今は便利だあ〜スマホがあれば、何でもすぐにわかるから!


その15年前、私の父は肺を悪くして床に伏せ、血を吐いて亡くなった。
タバコを1日60本吸うような人で、酒を飲まない分タバコは依存症の様に手から離さない人だった。
たぶん、後半は酸素ポンベがないと生活できない体になっていたくらい肺がダメになっていたから
そうとう苦しかったかと、、、思う。
洗面器一杯分の血を吐いても、タバコがやめられなかったって事だ!

でも、わかる様な気がする。
唯一、自分がホッと!できる瞬間が、父にとっては一本のタバコに火をつけた時だったのだろう。
青春時代が太平洋戦争真っ只中!
そのおかげで、父の年金は、今の私達よりも遥かに何倍も支給されていた。
そして、なぜかカメラを買い集めたし、ミシンもかい!、腕時計に、使わない工具類、ビデオカメラもあった。
若い時にできなかった事を今やってるんだね!いいんじゃない!
あなたが、生きてきた証にもらっている、あなただけの年金なんだから…

ところが、ある時からパチンコにハマった。
ギャンブルはこわい!下手すると、年金が一日で消える事もあったりした。
それでも、それは父のお金だからね!
借金さえしなければ、どう使おうが、父の勝手なわけだからね!

しかし、その時実家で父と一緒に暮らしていた姉は、許さなかった。
その時から、父の年金を取り上げてしまった。
そして、父は、背中を丸めて小さなひとになっていった。

ある時、実家へ行った私に父が小さい声で言った。

「お前に、お小遣いあげれなくって、、ごめん!」


楽しみを奪われて、ただただ家の中でテレビと付き合って過ごしていた父は…
まもなく血を吐いて倒れた。


「ごめん!パチンコ代くらい、私があげられればよかったのにね!」
いい歳になって、年金暮らしの父から小遣いをもらってた自分が、、、、情けなかった。

お父さん、ごめん!

「いいんだよ!」と言っている様な…
ジッと!高校野球を見ていた、父の小さな丸まった後ろ姿が、忘れられない…



父は幸せな人生を送ったのだろうか?

ひとつ、間違いのないことは、私と言う人間をこの世に残してくれたから…
私は、取りあえずは、幸せなのだろう〜って思えるから!
ずっと今でも、父親を尊敬できるから…

これからも、ずっとずっと、お父さんを忘れないし、、好きだから、、、


今日も、一日が終わります。あなたを思った今日が終わります。




あなたを時折思い出し、涙したり笑ったり、それもいい〜♪♪よねっ!




今日も、私ごとにお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m
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私は誰?ここはどこ?とか!

2021年05月22日 | 日記
こんな雲を見た日に…




わたしは、ひとりここに立つ
何もしなくても時間はどんどん過ぎていく
この今自分がいる世界は、自分で作り上げている世界なのだろうか?
自分の考えと、行動と、自分の口から発している言葉と、、、で、作り上げた世界なのだろうか?

でも、この空だけは、この雲だけは、、、私には作り出せないだろう。
って思うと、ホッ!とした。


この空を、雲を、あなたは見ているのだろうか?
寝たきりでベットでしか生きていられなかった、、、あなたは、今は幸せなのだろうか?
「美しい空だあ〜」って思う余裕が、今はあるのだろうか?

ALSと言う、とても酷い難病になって5年間生きたあなたはの、本当の心の中は…
私には、分からなかった。
自分のこととして、置き換えて考えても見たけれど、こればかりは、、、わからなかった。
辛いとか悲しいとか、計り知れない絶望感とか、死に行く怖さとか、、、、
本当のところは、わからない!

ただただ私が言えたことは…

「死なないで」

それが、その言葉が、きっとあなたを苦しめたのだろう〜って、今は思う。

そんな事もわからずに…

「生きて、私のために生きて、生きろ」って、言い続けた私だった。

ひたすら首を横に振るあなたに、怒鳴った事もある。

「自分のことだけ考えないで、残される私の事も考えて!」
「私は、あなたがいないと生きていけないんだよ!」

なんて言って、ロープで首を括ることまで見せた。
その時は、私も死んでもいいって思ったんだ。

でも、、、今でも、、、私は生きている。





今思えば、ずいぶんとあなたを苦しめたんだね!

ALSになった殆どの人が、延命治療を拒否して逝ってしまう。
呼吸器に繋がれて、ベットの中で、動けなくなって、全てのことを他人の手によって生きる。
確かに、酷いことだよね!
この病気は、頭の中だけは正常に動いているんだから、、辛いよね!切ないよね!

それでも、生きていてほしいって思う私が間違っていたんだね!

もしも、あのまま、人工呼吸器をつけて生き続けていたら…
たぶん、私たち家族の負担は大変なものだったのかもしれない、
そして、何よりも、あなたの恐怖と戦う辛さは計り知れないものになっていたかもしれない、

もちろん一番の問題だろう〜経済的な事、、、

絶えず出入りするであろう医療関係者さんとのお付き合いも
出掛けられなくなる私たちのストレスも
何も考えずに、私はあなたに言ったんだ。

「勝手に死ぬな!生きて」

とうと、あなたは、最後の力を振り絞って主治医の先生に助けを求めたんだね!

「もう、私は疲れました。妻の説得は難しいです。今すぐに私を迎えに来てください!」






自分の、考えとか思いとか、言葉とか、行動とか、そんなもので作り出したこの世界だったならば…
この人生の、この悲しみも、この苛立ちも、悔しさも、後悔も、、、すべて自分のせいなのだろう。


笑おう。

笑顔になろう。

笑って笑って、、生きてみようか?


人生が少し変わるかもしれない…。





ALSと言う難病になった夫殿と暮らした、最後の半年は…それはそれは辛かった。悲しかった。
難病と言われる病気が、ただの病気に変わることを、ただただ願うばかりです。
介護する家族の思いと、介護される難病の夫殿と、
私たちの5年間に、もう少しお付き合いよろしくお願い致します。
まだまだ伝えたいことはあるのです。
そんな私が、最後まで伝えきれますように、応援のひと押しをどうぞよろしくお願い致します。
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