こんな雲を見た日に…
わたしは、ひとりここに立つ
何もしなくても時間はどんどん過ぎていく
この今自分がいる世界は、自分で作り上げている世界なのだろうか?
自分の考えと、行動と、自分の口から発している言葉と、、、で、作り上げた世界なのだろうか?
でも、この空だけは、この雲だけは、、、私には作り出せないだろう。
って思うと、ホッ!とした。
この空を、雲を、あなたは見ているのだろうか?
寝たきりでベットでしか生きていられなかった、、、あなたは、今は幸せなのだろうか?
「美しい空だあ〜」って思う余裕が、今はあるのだろうか?
ALSと言う、とても酷い難病になって5年間生きたあなたはの、本当の心の中は…
私には、分からなかった。
自分のこととして、置き換えて考えても見たけれど、こればかりは、、、わからなかった。
辛いとか悲しいとか、計り知れない絶望感とか、死に行く怖さとか、、、、
本当のところは、わからない!
ただただ私が言えたことは…
「死なないで」
それが、その言葉が、きっとあなたを苦しめたのだろう〜って、今は思う。
そんな事もわからずに…
「生きて、私のために生きて、生きろ」って、言い続けた私だった。
ひたすら首を横に振るあなたに、怒鳴った事もある。
「自分のことだけ考えないで、残される私の事も考えて!」
「私は、あなたがいないと生きていけないんだよ!」
なんて言って、ロープで首を括ることまで見せた。
その時は、私も死んでもいいって思ったんだ。
でも、、、今でも、、、私は生きている。
今思えば、ずいぶんとあなたを苦しめたんだね!
ALSになった殆どの人が、延命治療を拒否して逝ってしまう。
呼吸器に繋がれて、ベットの中で、動けなくなって、全てのことを他人の手によって生きる。
確かに、酷いことだよね!
この病気は、頭の中だけは正常に動いているんだから、、辛いよね!切ないよね!
それでも、生きていてほしいって思う私が間違っていたんだね!
もしも、あのまま、人工呼吸器をつけて生き続けていたら…
たぶん、私たち家族の負担は大変なものだったのかもしれない、
そして、何よりも、あなたの恐怖と戦う辛さは計り知れないものになっていたかもしれない、
もちろん一番の問題だろう〜経済的な事、、、
絶えず出入りするであろう医療関係者さんとのお付き合いも
出掛けられなくなる私たちのストレスも
何も考えずに、私はあなたに言ったんだ。
「勝手に死ぬな!生きて」
とうと、あなたは、最後の力を振り絞って主治医の先生に助けを求めたんだね!
「もう、私は疲れました。妻の説得は難しいです。今すぐに私を迎えに来てください!」
自分の、考えとか思いとか、言葉とか、行動とか、そんなもので作り出したこの世界だったならば…
この人生の、この悲しみも、この苛立ちも、悔しさも、後悔も、、、すべて自分のせいなのだろう。
笑おう。
笑顔になろう。
笑って笑って、、生きてみようか?
人生が少し変わるかもしれない…。
ALSと言う難病になった夫殿と暮らした、最後の半年は…それはそれは辛かった。悲しかった。
難病と言われる病気が、ただの病気に変わることを、ただただ願うばかりです。
介護する家族の思いと、介護される難病の夫殿と、
私たちの5年間に、もう少しお付き合いよろしくお願い致します。
まだまだ伝えたいことはあるのです。
そんな私が、最後まで伝えきれますように、応援のひと押しをどうぞよろしくお願い致します。
↓↓↓
にほんブログ村
わたしは、ひとりここに立つ
何もしなくても時間はどんどん過ぎていく
この今自分がいる世界は、自分で作り上げている世界なのだろうか?
自分の考えと、行動と、自分の口から発している言葉と、、、で、作り上げた世界なのだろうか?
でも、この空だけは、この雲だけは、、、私には作り出せないだろう。
って思うと、ホッ!とした。
この空を、雲を、あなたは見ているのだろうか?
寝たきりでベットでしか生きていられなかった、、、あなたは、今は幸せなのだろうか?
「美しい空だあ〜」って思う余裕が、今はあるのだろうか?
ALSと言う、とても酷い難病になって5年間生きたあなたはの、本当の心の中は…
私には、分からなかった。
自分のこととして、置き換えて考えても見たけれど、こればかりは、、、わからなかった。
辛いとか悲しいとか、計り知れない絶望感とか、死に行く怖さとか、、、、
本当のところは、わからない!
ただただ私が言えたことは…
「死なないで」
それが、その言葉が、きっとあなたを苦しめたのだろう〜って、今は思う。
そんな事もわからずに…
「生きて、私のために生きて、生きろ」って、言い続けた私だった。
ひたすら首を横に振るあなたに、怒鳴った事もある。
「自分のことだけ考えないで、残される私の事も考えて!」
「私は、あなたがいないと生きていけないんだよ!」
なんて言って、ロープで首を括ることまで見せた。
その時は、私も死んでもいいって思ったんだ。
でも、、、今でも、、、私は生きている。
今思えば、ずいぶんとあなたを苦しめたんだね!
ALSになった殆どの人が、延命治療を拒否して逝ってしまう。
呼吸器に繋がれて、ベットの中で、動けなくなって、全てのことを他人の手によって生きる。
確かに、酷いことだよね!
この病気は、頭の中だけは正常に動いているんだから、、辛いよね!切ないよね!
それでも、生きていてほしいって思う私が間違っていたんだね!
もしも、あのまま、人工呼吸器をつけて生き続けていたら…
たぶん、私たち家族の負担は大変なものだったのかもしれない、
そして、何よりも、あなたの恐怖と戦う辛さは計り知れないものになっていたかもしれない、
もちろん一番の問題だろう〜経済的な事、、、
絶えず出入りするであろう医療関係者さんとのお付き合いも
出掛けられなくなる私たちのストレスも
何も考えずに、私はあなたに言ったんだ。
「勝手に死ぬな!生きて」
とうと、あなたは、最後の力を振り絞って主治医の先生に助けを求めたんだね!
「もう、私は疲れました。妻の説得は難しいです。今すぐに私を迎えに来てください!」
自分の、考えとか思いとか、言葉とか、行動とか、そんなもので作り出したこの世界だったならば…
この人生の、この悲しみも、この苛立ちも、悔しさも、後悔も、、、すべて自分のせいなのだろう。
笑おう。
笑顔になろう。
笑って笑って、、生きてみようか?
人生が少し変わるかもしれない…。
ALSと言う難病になった夫殿と暮らした、最後の半年は…それはそれは辛かった。悲しかった。
難病と言われる病気が、ただの病気に変わることを、ただただ願うばかりです。
介護する家族の思いと、介護される難病の夫殿と、
私たちの5年間に、もう少しお付き合いよろしくお願い致します。
まだまだ伝えたいことはあるのです。
そんな私が、最後まで伝えきれますように、応援のひと押しをどうぞよろしくお願い致します。
↓↓↓
にほんブログ村