今晩は。
本日は今日私が起こしてしまったミスとその反省を述べたいと思います。
本日午後15:20に私は第二実習工場で加工ミスを犯しました。
内容はφ30にするはずの穴に間違えてφ40のドリルで加工してしまったというミスです。
この失敗の要因はずばり注意不足であり、具体的に述べると整理整頓を怠ったためにドリル径を見誤ったことにあります。
このミスについてすぐグループミーティングを開き、広げすぎた穴に同じ径の丸棒を溶接で埋め、そこを改めてドリルで加工すると決定しました。
今回のミスの後問題があったのは、この解決策にいたるまで失敗をした当事者の私が率先して解決に向けた行動を取れなかったことと思います。
もしなにか失敗や手違いが発生した時、その失敗をした人間を中心から完全に外した問題解決はせっかくの失敗をただ周りの人だけで後片付けしただけであり、チームがぎくしゃくする原因となりかねないと私は考えています。
当事者が責任を負って解決行動をとり、その一環でチームに相談することが、次回からのトラブル対策となるはずです。
周囲が手早く事後処理をすることは、チーム全体の作業への障害をいち早くなくすことにつながります。しかし事故を起こしてしまった当事者は自分の責任を果たすことができず、委縮したり責任を負うことに人一倍プレッシャーを感じるようになりかねません。
高専の実習では精度の高い加工や完璧な製品を作ることが目的でなく、加工や実験、失敗などの経験を積み、最終的にどれだけ多くの事を体感し学べるかということが最重要項目と考えます。
つまりは、”いかに失敗から、それの解決策や回避策を見出し、柔軟に対応できるか”という能力をじっくり身につけることが目的と私は強く感じます。
よってトラブル発生時は、その当事者が中心となり時間をかけても解決へ向けて行動することが最適なはずです。
ですが、いざ当事者になってみると周囲がさっさと行動をはじめることに対して自分に手綱を握らせてくれと発言する事が全くできませんでした。
さらに自分は他人よりも失敗を重く受け止め過ぎ、次の思考へつなげることが遅いとも今回痛感しています。
ここから自分に合った問題解決方法は
”まず他人へ臆せず相談すること”
”相手の意見を理解したうえで自分の意見もぶつけてみること”
”何かを他人にやってもらってしまうのでなく、迅速に依頼してやってもらうように心がけること”
とたどり着きました。
最も鍵となるのは”相手に依頼すること”であります。
これはここ最近痛感していることで、自分がなんでもやってしまおうとするのはミスが発生しやすくなるのと同時に、相手に責任を負ってもらわないことによりその相手の意欲がわかなくなってしまいました。
あくまで私は班のリーダーですので、班員に対して仕事を依頼する立場を意識するべきです。
また、何かトラブルがあっても落ち着いてなにをするべきかをあえて相談するのもいいかもしれません。
これらより、私がこれから実習で最も心がけることは”臆せず相手に依頼すること”となります。
もちろん相手の状況や近況を読み取って依頼内容を調節する事も体得する次第であります。
これから今回の失敗の修正をする上で、このテーマは私は必ず克服するべきことと思いますので、少しずつ周囲に協力できる存在になれるよう行動していきたいと思います。
以上
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます