「自分が本物の博士」と主張する人物も登場
犯罪専門家「反社会的行為も自分たちは犯罪ではないと思っている」
「博士」ことチョ・ジュビン容疑者(24)と共犯の「太平洋」こと少年A(16)が検挙されたが、彼らが「博士ルーム」などで共有していた数万本の性搾取映像は誰かにバックアップされ、依然としてテレグラムの「n番ルーム」で共有されていることが確認された。また、チョ容疑者の検挙後、「自分が本物の博士」だと主張してバックアップしておいた博士の資料をもとに博士のふりをする者まで登場した。
1日までのハンギョレの取材を総合すると、この日現在、チョ容疑者が高額の有料ルームで配布していた性搾取物資料をバックアップしたという「博士高額ルーム全バックアップルーム」には558人、少年Aが配布した資料を再配布する「サンプルです、有料ルームの極強資料は○○ルーム」には560人が入場している。博士のバックアップルームに入場した人々は「ここが博士の資料のあるルームなのか」「有料資料はこれで全部か」などの質問を残し、警察の捜査は気にもとめず、性搾取物の共有を要求した。「永遠に破られない『博士チタン避難ルーム』があると聞いたが、それはどこなのか」と尋ねる者もいた。太平洋ルームにはチョ容疑者が高額なルームに誘導するため、いわゆる「お試し」として流した資料や知人の陵辱画像、一般人の違法撮影映像などが再配布されていた。
一方、チョ容疑者が使っていたハンドルネーム「アーティスト博士」(artistbaksa)をそのまま使ったり、博士の後ろに数字を付けたハンドルネームなどを開設して「博士問い合わせルーム」を開設し、「高額ルームの入場料50万ウォン、博士の資料30万ウォン」などで入場券と性搾取物を販売するというアカウントも出てきたことが分かった。このハンドルネームを使う人物は博士の話し方を真似し、博士の販売方式もそのまま踏襲している。彼らは博士ルームで流布されていた性搾取資料をダウンロードして所蔵していた人々と推定される。
犯罪専門家は彼らの行動を反社会的だと指摘した。国内プロファイラー第1号であるクォン・イリョン元警察庁犯罪行動分析チーム長は「性搾取映像を再流布する人々は性搾取行為自体を犯罪と思わず、自分たちだけの観念の中にいるようだ」とし、「社会的非難が起きている中でも依然として反社会的行為をするのは、自分たちの思考からこの行為は犯罪ではないと分離していること」だと説明した。ソウル地方警察庁はこうした行為について「重大な犯罪であり、最後まで追跡し厳正に司法処理する方針」と明らかにした。
キム・ワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/935214.html
犯罪専門家「反社会的行為も自分たちは犯罪ではないと思っている」
「博士」ことチョ・ジュビン容疑者(24)と共犯の「太平洋」こと少年A(16)が検挙されたが、彼らが「博士ルーム」などで共有していた数万本の性搾取映像は誰かにバックアップされ、依然としてテレグラムの「n番ルーム」で共有されていることが確認された。また、チョ容疑者の検挙後、「自分が本物の博士」だと主張してバックアップしておいた博士の資料をもとに博士のふりをする者まで登場した。
1日までのハンギョレの取材を総合すると、この日現在、チョ容疑者が高額の有料ルームで配布していた性搾取物資料をバックアップしたという「博士高額ルーム全バックアップルーム」には558人、少年Aが配布した資料を再配布する「サンプルです、有料ルームの極強資料は○○ルーム」には560人が入場している。博士のバックアップルームに入場した人々は「ここが博士の資料のあるルームなのか」「有料資料はこれで全部か」などの質問を残し、警察の捜査は気にもとめず、性搾取物の共有を要求した。「永遠に破られない『博士チタン避難ルーム』があると聞いたが、それはどこなのか」と尋ねる者もいた。太平洋ルームにはチョ容疑者が高額なルームに誘導するため、いわゆる「お試し」として流した資料や知人の陵辱画像、一般人の違法撮影映像などが再配布されていた。
一方、チョ容疑者が使っていたハンドルネーム「アーティスト博士」(artistbaksa)をそのまま使ったり、博士の後ろに数字を付けたハンドルネームなどを開設して「博士問い合わせルーム」を開設し、「高額ルームの入場料50万ウォン、博士の資料30万ウォン」などで入場券と性搾取物を販売するというアカウントも出てきたことが分かった。このハンドルネームを使う人物は博士の話し方を真似し、博士の販売方式もそのまま踏襲している。彼らは博士ルームで流布されていた性搾取資料をダウンロードして所蔵していた人々と推定される。
犯罪専門家は彼らの行動を反社会的だと指摘した。国内プロファイラー第1号であるクォン・イリョン元警察庁犯罪行動分析チーム長は「性搾取映像を再流布する人々は性搾取行為自体を犯罪と思わず、自分たちだけの観念の中にいるようだ」とし、「社会的非難が起きている中でも依然として反社会的行為をするのは、自分たちの思考からこの行為は犯罪ではないと分離していること」だと説明した。ソウル地方警察庁はこうした行為について「重大な犯罪であり、最後まで追跡し厳正に司法処理する方針」と明らかにした。
キム・ワン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/935214.html
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