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【#中央日報】「朴元淳セクハラ、ソウル中央地検に一番先に知らせた」

2020-07-23 20:05:04 | 海外の反応
朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長セクハラ疑惑事件の被害者である元秘書Aさん側が、警察告訴前日、検察に先にこの事案を知らせていたことが明らかになった。特にAさん側は当時、加害者が朴氏である事実も知らせていたことが確認され、「検察も被告訴事実の流出候補群に含めるべきではないか」という指摘が出ている。8日、Aさんに対する警察調査の時に作成された1次陳述書が外部に流出していた事実も追加で明らかになり、別の論争が起こることが予想される。

Aさんの法律代理人である金在蓮(キム・ジェリョン)弁護士は22日に開いた2回目の記者会見で、「7日、ソウル中央地検女性児童犯罪調査部長に面談を要請し、『被告訴人の身元を分からなければ面談できるかどうか検討することができない』と言われた」とし「そのため被告訴人が誰かを説明し、その結果、8日午後3時に面談することを約束した」と明らかにした。金氏は続いて「だが、7日夕方、部長検事が自身の日程を理由に面談を取り消した」とし「(面談が不発になった状況で)中央地検に告訴することは適切ではないと判断し、8日ソウル地方警察庁(ソウル庁)に連絡して告訴状を提出した」と明らかにした。

Aさんは8日午後4時30分、ソウル庁に告訴状を提出した後、翌日9日午前2時30分まで事情聴取を受けた。朴氏はそれから約8時間後の9日午前10時44分ごろ市長公館を出てその後行方不明となり、翌10日午前0時1分ごろ遺体で発見された。このため、Aさんの告訴事実が朴氏に伝えられたのではないのかという疑惑が提起され、捜査が行われている。

ソウル庁とソウル庁の報告を受けた警察庁および青瓦台(チョンワデ、大統領府)、イム・スンヨン・ソウル市ジェンダー特別補佐官らが被告訴事の実流出候補として指定されている。イム氏は8日午後3時ごろ、朴氏に「ミスしたことでもあるのか。良くない話が出回っている」と伝えたことが明らかになったが「当時は被告訴事実さえ知らなかった」として疑惑を否定している。イム氏を補佐官として置いていた南仁順(ナム・インスン)共に民主党議員の関与疑惑も出ている。南氏はこの日、記者団から「セクハラ疑惑を事前に認知していたのか」などの質問を受けたが、黙殺無返答で一貫した。検察も流出疑惑を否定した。中央地検女性児童犯罪調査部は記者会見の内容は事実と認めたが「(認知事実を)上級機関に報告したり外部に知らせた事実は全くない」と明らかにした。面談拒否の経緯に対しても「ユ・ヒョンジョン部長が手続きに合わないと判断して『検討したあとでまた連絡する』と話し、退勤するあたりに再び電話をすると『事前面談は難しい』と答えた」と明らかにした。ただし、該当の決定がユ部長検事の単独判断によるものか、上部の指示によるものかについては明らかにしなかった。中央地検関係者は「(中央地検の)内部報告はどの線まで行われたか」という質問に対して「確認することはできない」と話した。

◆警察陳述書も流出、新たな波紋予告

金氏はこの日の会見で「告訴人が作成した1次陳述書の流出経緯に対する捜査が進行中だ」と話した。警察が作成した公文書である陳述書が流出したということは、被告訴事実の流出よりも大きな波紋を引き起こす可能性がある。これに関連し、朴氏死亡直後に告訴状の内容だとしてSNSで出回った「チラシ」の相当部分が陳述書の内容なのではないかとの見方も出ている。警察は「確認することはできない」と明らかにした。


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