正義記憶連帯(正義連、旧挺対協)代表在任中の寄付金横領、業務上背任(特別背任)の疑いで捜査を受けている共に民主党の尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員=写真=が被疑者として検察の聴取を受けた。捜査開始から3カ月目でのことだ。検察は今月中にも尹議員の容疑を固め、起訴する方針とされる。
13日午後1時半ごろ、ソウル西部地検の正門に尹議員が乗用車で到着した。尹議員は一般人が出入りする正門ではなく、地下駐車場とつながった別の通路を利用して建物に入った。検察側は「被疑者がメディアにさらされないように、非公開で出頭を要求できる」と説明した。
ソウル西部地検は尹議員への出頭要求に先立ち、正義連、挺対協の37億ウォン(約3億3000万円)に達する補助金、寄付金の不計上、京畿道安城市の休養施設高値購入などこれまで指摘された疑惑の相当部分を事実と確認したもようだ。検察関係者は「尹議員の出頭要求は事件捜査が大詰めに入ったことを示している。1-2回出頭を求め、最後の調べを進めた後、今月中に起訴する方針と聞いている」と話した。捜査は5月11日に検察に告発状が受理されたことで始まった。
尹議員の容疑は横領、背任、寄付金品法違反などだ。中心となる容疑は横領だ。尹議員が代表を務めていた正義連、挺対協の会計帳簿には総額37億ウォンを超える寄付金と補助金が計上されていなかったが、その一部を尹議員が流用したのではないかとする疑惑が浮上している。検察は尹議員が1995年から2017年にかけ、マンションなどを5回にわたりローンなしで現金で購入しており、そこに流用資金が使われた可能性についても確認を進めている。
背任容疑は慰安婦被害者のための「安城休養施設」を相場の3倍という高値で取得した点だ。尹議員が父親に施設管理を任せた後、6カ月間に月給7580万ウォンを支払っていたことも背任に当たると指摘されている。
尹議員が個人口座を使い、少なくとも11回の募金を行ったことについては、寄付金品法違反の疑いで告発があったが、捜査過程で横領容疑が適用される可能性もある。
一連の容疑について、尹議員は「単純ミスだ」とし、「個人的な着服はなかった」と主張している。
ファン・ジユン記者
13日午後1時半ごろ、ソウル西部地検の正門に尹議員が乗用車で到着した。尹議員は一般人が出入りする正門ではなく、地下駐車場とつながった別の通路を利用して建物に入った。検察側は「被疑者がメディアにさらされないように、非公開で出頭を要求できる」と説明した。
ソウル西部地検は尹議員への出頭要求に先立ち、正義連、挺対協の37億ウォン(約3億3000万円)に達する補助金、寄付金の不計上、京畿道安城市の休養施設高値購入などこれまで指摘された疑惑の相当部分を事実と確認したもようだ。検察関係者は「尹議員の出頭要求は事件捜査が大詰めに入ったことを示している。1-2回出頭を求め、最後の調べを進めた後、今月中に起訴する方針と聞いている」と話した。捜査は5月11日に検察に告発状が受理されたことで始まった。
尹議員の容疑は横領、背任、寄付金品法違反などだ。中心となる容疑は横領だ。尹議員が代表を務めていた正義連、挺対協の会計帳簿には総額37億ウォンを超える寄付金と補助金が計上されていなかったが、その一部を尹議員が流用したのではないかとする疑惑が浮上している。検察は尹議員が1995年から2017年にかけ、マンションなどを5回にわたりローンなしで現金で購入しており、そこに流用資金が使われた可能性についても確認を進めている。
背任容疑は慰安婦被害者のための「安城休養施設」を相場の3倍という高値で取得した点だ。尹議員が父親に施設管理を任せた後、6カ月間に月給7580万ウォンを支払っていたことも背任に当たると指摘されている。
尹議員が個人口座を使い、少なくとも11回の募金を行ったことについては、寄付金品法違反の疑いで告発があったが、捜査過程で横領容疑が適用される可能性もある。
一連の容疑について、尹議員は「単純ミスだ」とし、「個人的な着服はなかった」と主張している。
ファン・ジユン記者
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